SRAMが米国で申請した特許では、ユニバーサル ブレーキ マウントと見なすことができるディスク ブレーキ マウントの設計が提案されている。
これは、広く実装されている UDH (ユニバーサル ディレイラー ハンガー)に続く、部品メーカーの次なる業界標準となる可能性がある。
ユニバーサルブレーキマウント
リアディスクブレーキの場合にはフレームに台座が必要となる。
この特許の場合には取り付け部が二つある。
- 車軸を通す穴
- シートステイ
シートステイ側は台座ではなくて、ネジで止めるようになる。ただ、これは特許となっているけれど、すでにオプションで車軸を通すタイプのものは存在している。
SRAMは以下のようなメリットがあると明記。
- ブレーキ力の不均衡や不要なブレーキの擦れの可能性が低減
- ブレーキ性能の向上
- フレームに依存しないブレーキシステムの最適化が可能
- 性能と安全性が向上し、フレームの開発、テスト、製造コストの削減
- フレーム重量の軽減
- 振動とそれに伴うノイズも軽減
ユニバーサルディリーラーは、次々と採用されている。このユニバーサルブレーキマウントも多くのメーカーが採用するかもしれない。
なお、参考記事のGhost AMR Riotのリアマウントが、SRAMの特許とほぼ同じ形、考えをしている。写真をみると非常にわかりやすい。
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