ロードバイクの情報を発信しています!

世界一の逃げ屋 トーマス・デゲントが世界選手権を欠場する理由は?

海外情報
Photo Thomas De Gendt instagram
この記事は約4分で読めます。

世界一の逃げ屋として有名なトーマス・デゲント(Lotto Soudal)。

今年は、ジロ・デ・イタリアにツール・ド・フランス。

そして、ブエルタ・ア・エスパーニャにも参加しているので、3大グランツールを全て走ったことになる。

ブエルタの第13ステージを終わった時点で85レース。実にレースだけで13,026kmも走っているのだ。

その内、何キロを逃げについやしていることだろう。

今回のブエルタでも、第10ステージの個人タイムトライヤルでは7位に入っている。

だが、トーマスはベルギー代表として走れる力を持ちながら世界選手権は欠場するという。

トーマス・デゲントが世界選手権に出ない理由とはなんだろう?
 
スポンサーリンク

トーマス・デゲントの走り

実は、記録を調べてみるとトーマス・デゲントは世界選手権にロードで出場したことはない。

一番最近でも、2013年にチームタイムトライヤルと個人タイムトライヤルに出場しているだけ。

ロードとなると、2008年にU23で出場してDNFとなっているのが唯一の記録なのだ。

 

何故、トーマス・デゲントは世界選手権ロードにでないのだろう?
トーマス・デゲントは、世界選手権について、
「300キロの世界選手権でみたいものは何もない」
と語っている。
 
これについて、Lotto SoudalのコーチPaul Van Den Boschは分析してくれた。
簡単にまとめてみると
  • 3つのグランドツアーで身体的に疲れている
  • ブエルタ終了から14日間しかない
  • 精神的な充足が出来ない

と分析している。

トーマス・デゲントの場合、完全休養で自転車から離れるということはほとんどないそうだ。

4~5日も休んでしまうと、その後の調子が戻ってこないからだという。

ツール・ド・フランスのあとも、ブエルタまで自転車に乗らなかったのは1日だけだというから驚きだ。

それと共に、精神的に14日間で充足させてベストな状態で走る、というのは難しいというのが一番の理由のようだ。

 

 

トーマス・デゲントの場合、逃げて勝つというのが唯一の作戦だ。その場合、世界選手権のようなワンデーレースではチャンスが少ない。

グランツールのような長いステージレースで、彼のポイントでアタックをかけて逃げ切る。

Paul Van Den Boschコーチは次のようにコメントしている。

「トーマスにとって、勝つチャンスは、これらの大規模なツアーや他のステージレースにあります。彼は1日のレースでは輝きません。

彼が3つのツアーに乗ると、すぐに3つのチャンスがあります」

 

ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスでは、カレブ・ユアンのために平地で献身的にアシストをした。

ツール・ド・フランスでは1勝を上げたが、ブエルタではまだ逃げに成功していない。

だが、トーマス・デゲントはまだ空っぽではない。これから逃げを見せてくれるはずだ。

トーマス・デゲントが後ろとの差を計算しながら、わずかな差で逃げ切る。そんなゴールシーンを見たいのは私だけではないはず。

世界一の逃げ屋の走りに期待したいと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました