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2025 ジロ・デ・イタリア第9ステージ  タイムロスした総合勢は?

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UnsplashMaksym Kaharlytskyiが撮影した写真
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第9ステージで、大きく遅れたのはプリモッシュ・ログリッチ。落車にパンクという不運。

 

では、それ以外で遅れた総合勢は誰だろうか?

 

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マイケル・ストーラー Tudor Pro Cycling Team

 

マイケル・ストーラーは第2セクターで落車。最初はチームメイトのフロリアン・ストークが滑ってしまい、それに巻き込まれた形となっている。

ただ、この落車でマイケル・ストーラーは2分27秒遅れのステージ25位でゴール。総合8位から11位に転落。

2021 ブエルタ・ア・エスパーニャの山岳王で、2024 ジロ・デ・イタリア総合10位のマイケル・ストーラーにとって、このグラベルステージはタイムロスという不運な事態に。

個人タイムトライヤルは、それほど得意というほどではないので第10ステージもタイムロスをおさえないといけない。クライマーのマイケル・ストーラーでも、今後の山岳ステージで3分3秒の総合でのタイム差は埋められない。

ステージハンターとしてステージ優勝を狙ってくるか。

 

マックス・プール Team Picnic PostNL

 

Team Picnic PostNLの、マックス・プールは総合7位と好調なスタートを切ったが、不運が続き、ステージ終了時には総合23位まで順位を下げてしまった。

 

マックス・プールのコメント

最悪のタイミングで物事がうまくいかなかった1日だった。グラベルでパンクに見舞われたんだ。

僕らは本当によくやったよ。 みんなを誇りに思うよ。 あの後、2、3セクターでロマン・バルデのバイクに乗ったんだ。 アレックス・エドモンソンは戻ってきて仕事をしたし、クリス・ハミルトンは力強いフロントターンを見せた。

 

チームのダメージ軽減努力にもかかわらず、マックス・プールはアイザック・デルトロに5分2秒の遅れを喫し、総合首位から5分35秒も離されてしまった。XDS Astana Teamとの降格争いをしているチームにとって大きな痛手だ。

 

ディエゴ・ウリッシ XDS Astana Team

 

第8ステージでマリアローザを着用したディエゴ・ウリッシは、最初のグラベル区間から遅れステージ42位でフニッシュ。総合21位まで落ちた。

イタリア人としては、2021 ジロ・デ・イタリア第4ステージで2位となり、マリア・ローザを着用していたアレッサンドロ・デマルキ(Israel Start-Up Nation)以来のマリアローザだった。

アレッサンドロ・デマルキは第6ステージでマリアローザを失ったので2日間着用。今回のディエゴ・ウリッシは一日だけだったけれど、イタリアのファンは待望のマリアローザだった。

XDS Astana TeamのGMアレクサンドル・ヴィノクロフも喜びの表情だ。すでにXDS Astana Teamは、今回のジロ・デ・イタリアで大成功をおさめている。

 

ロレンツォ・フォルトゥナート XDS Astana Team

 

山岳賞ジャージを着用しているロレンツォ・フォルトゥナートは、ディエゴ・ウリッシにアシストしてもらってカンポ広場への登りを上がった。

ただ、ロレンツォ・フォルトゥナートにとって総合順位を下げたことは、山岳賞を狙うには好都合。昨年のジロでは総合12位だったけれど5分8秒差となったからには、総合順位は忘れたほうが良い。

ロレンツォ・フォルトゥナートは、イタリア人として、ステージ優勝と山岳賞1本に絞っていくはず。それでもローマで山岳賞ジャージを着用していれば180UCIポイントが獲得できる。

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