アルノー・デリーは、2023年シーズンは10勝をあげているがケガもありレースを欠場することも多かった。
今シーズンは、12レース走っているが未だに勝利がない。チームのUCIポイントの稼ぎ頭だが、彼の不調は痛い。
Lotto Dstnyはアルノー・デリーに休養をさせる方針に。そして検査によって不調の原因もわかってきた。
一時的に休養
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— Lotto Dstny (@lotto_dstny) March 25, 2024
当初はル・サミンでの落車の影響で不調なのかと思われていた。
E3サクソバンククラシックを51位。ヘント〜ウェヴェルヘム90位となったところで、北のクラシックへの参加は見送られている。
アルノー・デリーは、血液検査を受けた結果ライム病であることが判明。これが100%原因とは考えられないが、要因の一つであるのは明らかだ。
ライム病とは
ライム病(Lyme disease またはLyme borreliosis)は、野鼠や小鳥などを保菌動物とし、野生のマダニ科マダニ属(Ixodes)のダニによって媒介される人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症である。
引用 ライム病とは
ライム病は、細菌に感染したマダニによる咬傷によって引き起こされる。欧州では結構ある病気。この感染症は、少なくとも10日間の抗生物質治療で制御される。
Lotto Dstnyのコメント
アルノー・デリーが最近のレースで高いレベルでパフォーマンスを発揮できなかったのはそれが原因かもしれない。
彼は現在、抗生物質による治療を開始している。アルノーさん、一刻も早い回復を祈っています!
レシュレの雄牛がいつまでレースに出場しないのかは現時点では不明だ。 22歳のパワースプリンターは、ル・サマンでのクラッシュとパリ〜ニースでのリタイアの後、同じレベルに達することができなかったため、すでに春を終えることを決めていた。
アルノー・デリーの実家は400頭の牛を飼っている農家。休暇では牛の世話をしており、マダニに噛まれたという可能性はとても高い。
アルノー・デリーのレーススケジュールでは、6月9日のツール・ド・スイスがわかっている。その後、待望のツール・ド・フランス出場だ。これまでにコンデションをあげていかないといけない。
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