アパレルブランドのASSOSがアフリカ・ワールドツアーチームの共同スポンサーになったことで、NTT Por cyclingは、Team Qhubeka ASSOSとして救われた。
バイクスボンサーはかわらずBMCだが、ホイールはENVEからHUNTに変更となっている。
Team Qhubeka ASSOSの乗るバイクは、BMC TeamMachine SLR01。詳しくみてみよう。
BMC TeamMachine SLR01
この投稿をInstagramで見る
BMC TeamMachine SLRは、スイスのブランドBMCのレースバイクで、軽量化とハンドリング、そして重要なエアロ効果のバランスがとれている。
BMCは、AG2R Citroën Teamにもバイクを2021年シーズンから提供しているが、カラーが変わると大きく感じも変わって見える。
スペック的には、AG2Rはカンバだが、 Qhubeka ASSOSはShimanoを使う所が大きく違う。
BMCは、ケーブルのルーティングをバー、ステム、ヘッドチューブの内側に隠して完全に統合した最初のブランドの一つであり、2021年モデルもその点では変わりはない
。Shimano Di2ワイヤーや油圧ブレーキホースの痕跡は全く見えない。ステム・ハンドル一体型の統合ハンドルなのでエアロハンドルには見えないですね。
グループセットはShiamanoのデュラエースDi2ディスクシステムを中心に形成。シフター、ブレーキ、ディレイラー、カセット、インターナルは全てShimanoからの提供だ。
チームはROTORの新しいパワーメーター、 Aldhuカーボンクランクを選択。これにROTORのラウンドチェーンリングを装着。
アルミニウムモデルよりも100g軽量化できるセットとなっている。
KMCのDLC11ブラック/レッドチェーンがバイクにマッチしたスタイリッシュなチョイスとなっている。リアディレイラーにはCeramic SpeedのOSPWシステムを採用。
ホイールは、ワールドツアーに初参戦した英国のブランドHuntのもの。
2020年のホイールセット・オブ・ザ・イヤーでは、エディターズチョイスのタイトルを獲得している。使用しているホイールは48Limitless Aero Discだと思われる。Huntはダイレクト販売のブランドなので価格は凄く安い。コストパフォーマンスはとてもいい。
Qhubeka-Assosのフロントには160mmローター、バックには140mmローターを装着してストッピングパワーをアップ。
タイヤはグッドイヤーのイーグルF1チューブレスタイヤを28mmサイズで装着。これがレースが始まったときにライダーがこだわる選択なのかどうか、注目したいところ。
Selle Italiaがサドルとバーテープを提供している。このテープラップ、なんてきれいなんだろう。
コメント