第1ステージのチームタイムトライヤルでトップにたったTeam dsm – firmenich。
だが、チームにとってはスペインの天候が邪魔をした。第1ステージは良い条件が転がり込んできたが、この第2ステージでは最悪といっても良い状態に。
わずか一日で失望を味わう事態となってしまった。
2重の不幸が
Honouring the @lavuelta jersey(s)🤝🏻💯
Go #InsideOut and flick through some of our favourite snaps from today’s hectic #LaVuelta23 stage 👇🏻
📸 @ChrisAuldPhoto / @therussellellis
— Team dsm-firmenich (@TDSM_Firmenich) August 27, 2023
チームは序盤から逃げをコントロール。それほど逃げとのタイム差は広がっておらずプレゼントはないと思われていた。
それが一転したのは、雨が激しくなってきた後半。残り22kmでの落車だった。
雨でカメラが濡れており、誰が落車したのかも良くわからない状態だった、この右カーブで落車が発生。
リーダージャージのロレンゾ・ミレジも落車してしまう。
- サンティアゴ・ブイトラゴ Bahrain Victorious
- マイケル・ストーラー Groupama – FDJ
- ロレンゾ・ミレジ Team dsm – firmenich
- シモーネ・ペティッリ Intermarché – Circus – Wanty
- フランソワ・ビダール Cofidis
Team dsm – firmenichは、ロマン・バルデ、マックス・プール、ショーン・フリンにマイヨロホを引き継ぐチャンスがあり、ロレンゾ・ミレジを待つことはなかった。
しかし、世界選手権U23個人タイムトライヤル覇者のロレンゾ・ミレジを欠いては牽引力も落ちてしまう。
さらに追い打ちをかけたのが、残り32kmでJumbo-Vismaのプリモッシュ・ログリッチ、ゲラント・トーマスが落車したことで、Jumbo-Vismaが集団をペースを落としたことだ。
結局、先頭の二人に集団が追いつくことはなかった。これにより、Team dsm – firmenichはリーダージャージを失う。
更に、オスカー・オンリーは落車で鎖骨骨折。リタイヤとなってしまった。Team dsm – firmenichは二重の不幸に襲われてしまっている。
ロマン・バルデの反応
ロマン・バルデのコメント
バルセロナ郊外はとても忙しかった。コーナーでブレーキをかけた場合は、すでにクラッシュしている。
奇妙なステージだったが、それは中和の影響もあった。たとえば、クラス分けを争うチームはレースを止めようとしたが、我々は赤いジャージを守らなければならなかった。
Jumbo-Vismaが集団を止めたことをどう考えてますか?
確かにとても滑りやすかった。そうなると誰もが緊張し、自分のリーダーを前に出しておこうとする。
しかし、組織はボーナス秒数を維持したため、1レースで 2 つのゲームが行われた。二度とこのようなことはしたくない。
最後までステージ優勝を諦めずにチャレンジしてましたね。ステージ11位という結果については?
厳しいレースではあったが、決勝では素晴らしいレースだった。最後の登りでいい感じだったのでトライしてみた。
今日はほとんどクラシックのように感じた。残念ながら重すぎた。結局のところ、私たちはこれを望んでいなかった。今日、私たちはオスカーを失った。
ほぼ同タイムでMovistar Teamも第1ステージ後に並んでおり、こちらにも第2ステージでマイヨロホをゲットするチャンスもあった。しかし、こちらも追いつかずにチャンスを失っている。
雨に翻弄されているブエルタだが、第3ステージはどうなるだうろか?
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