CCC Teamのベテランライダー、セルジュ・パウエルス(Serge Pauwels)36歳が今シーズン限りで引退することを表明した。
すでにCCC TeamはワールドツアーライセンスをCircus-WantyGobertに販売することが決定している。
チームは消滅するが、セルジュ・パウエルスが引退する理由は他にあるらしい。
15年のキャリア
セルジュ・パウエルスは、8月に2020年シーズンが再開された際、コロナ以外のウイルス感染症のために欠場していた。
その後、回復期間中に軽度の心筋炎が発見される。現在は両方とも回復したが、2020年シーズンの終了が近づくにつれ、レースからの引退を決断。
現在、まだブエルタのスタートリストには名前が掲載されている。
ブエルタは10月20日から始まるが、1週間前でまだ名前があるということは出場が完全になくなった訳ではないのだろう。
準備のためのレース出場などは行っていないが、調整さえできれば出場できるかもしれない。
これまで15シーズンに渡って所属したチームは
- 2010 Sky Procycling (WT)
- 2012 Omega Pharma – Quick-Step (WT)
- 2015 MTN – Qhubeka (PCT)
- 2016 Team Dimension Data (WT)
- 2019 CCC Team (WT)
2009年にはプロコンチネンタルのCervelo Test Teamから出場してジロでステージ優勝を獲得。
セルジュ・パウエルスは2017ツール・ド・ヨークシャーも総合優勝している。まだ、走れるのに引退は勿体ない。
ブエルタに出場して引退の花道を飾って貰いたい。彼が出場出来るのか確認して、また追記したいと思う。
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