ツール第10ステージをスタートする前に、UAE Team Emiratesのジョージ・ベネットのリタイヤが告げられた。
コロナ陽性のためだ。しかし、更に、ラファウ・マイカも陽性だという。だが、ラファウ・マイカは走れるという。
これは新しいコロナプロトコルになるものだけど、チーム内に感染者がいて大丈夫ということがあるのだろうか。
チーム内の感染者
Sadly our rider @georgenbennett tested positive for Covid-19 and will not continue today in the #TDF2022.
On Monday he was tested as per internal protocols of the team and returned a positive result. This was confirmed by a PCR test. pic.twitter.com/HCWDwWfgmD
— @UAE-TeamEmirates (@TeamEmiratesUAE) July 12, 2022
ジョージ・ベネットの離脱によりチームの状況は
1.タデイ・ポガチャル
2.ジョージ・ベネット コロナでリタイヤ
3.ミッケル・ビョーグ ツール・ド・スイスで感染
4.ヴェガールステイク・ラエンゲン コロナでリタイヤ
5.ラファウ・マイカ コロナ陽性だが走れる
6.ブランドン・マクナリティ
7.マルク・ソレル
8.マルク・ヒルシ ツール・ド・スイスで感染
すでに2人がコロナにより、リタイヤしている。ラファウ・マイカもコロナ陽性なのだけど、無症状でウイルスの濃度が低く、他の人に感染させる可能性が低いので走れるそうだ。
国際自転車競技連合(UCI)の医療チームによってレースに残ることを許可されている。
これは、AG2R Citroën Teamのボブ・ユンゲルスも一緒。彼なんかステージ優勝してますからね。
逆に、Cofidisのギヨーム・マルタンは症状があるためにリタイヤ。これについてギヨーム・マルタンは少し不公平だという発言もしている。
タデイ・ポガチャルはチーム内の感染について
自分のバブルの中にポジティブな事例があると、余計な心配やストレスを与えてしまう。うまくいけば、フィニッシュまで生き残れるだろう。
明日は美しいステージになる。長い登りが続き、最後の登りは過酷なものになりますね。楽しみです。
タデイ・ポガチャルは、ほとんど運に頼らないといけない状態になっている。第11ステージでは、ガリビエ峠、アルブデュエズと厳しい登りが待っている。
当然、最後はラファウ・マイカに引いて貰わないといけない。コロナ陽性者の後ろで、長い間走るというのは感染のリスクが非常に高いのでは。
最後まで、すべてのライダーが走れることを祈っておきたいが、難しいと言わざるを得ない。
コメント