最近、クリス・フルームはTeam SKY、INEOS時代からバイクが変わり3cmもポジションが違っていたから、パフォーマンスが得られなかったと発言していた。
しかし、普通3cmもズレていたらアマチュアでも気づくのでは。1cmサドルの高さが違ったり、ハンドルとの位置が違っても分かる人が多いのではないだろうか。
これについて、INEOS Grenadiersのオーナーであるシルヴァン・アダムスがポットキャストで疑問を呈している。
再びツールに出場するには
Sylvan Adams, co-owner of Israel Premier Tech, is not entertaining Chris Froome’s claims about his bike position and casts serious doubt about whether Froome will ever ride a Grand Tour again.https://t.co/lyEfUFZqoL
— StickyBottle.com 💚 🚲 (@sticky_bottle) November 17, 2023
クリス・フルームが所属するIsrael – Premier Techの共同オーナーであるシルヴァン・アダムスは、ここ数シーズンのフルームのパフォーマンスは、”見落とし “によってバイクのポジションが数センチズレていたために損なわれたものだと主張する最近のコメントの信憑性に疑問を呈している。
アダムスは、フルームが残り2年の契約期間中、3週間のレースで8人のチームのメンバーに入れる結果を見たことがないと語っている。
人々はクリスの自転車ポジションやセットアップに関するコメントを見ていると思う……。
グランツールで優勝し、4度のツール・ド・フランスを含む7度のグランツールで優勝した選手が、サドルの位置が1センチずれているとか何とか言っているのは論理的に聞こえるだろうか……。
レースの最後の登りだけでなく、レースの序盤の登りでも遅れてしまう男にとって、それは信頼できる話でしょうか?
そして、それについてはクリスのファンとサイクリング一般の人々に判断してもらいます。
でも、彼はとても強い意志の持ち主だし、もし彼がレースに出て、相対的な力を証明することができたら……。
グランツールでの表彰台の話でもない。ただ、グランツールで表彰台に上るとか、そういう話ではないんだ。
私たちはクリスを助けるために、可能な限り最高の機材、可能な限り最高のコンディションを与えるために、とても寛大に接してきた。昨年同様、12月のキャンプで彼のレースカレンダーを作成する予定だ。
そして、もし彼がグランツールに出たいのであれば、一定の基準を満たし、チーム内でベスト8に入る必要がある。今のところ、クリスがそのレベルにあることを示す結果は出ていない。
彼がそのレベルに達していることを証明できれば、チームの他の選手と同じように、あらゆる機会が与えられるだろう。
もしそのレベルに達していないのなら、彼のバイクのポジションについて牛が鳴くまで語ることができるだろう。
だが、それでも彼にグランツールチームへの出場権を獲得するには至らないだろうし、それは彼の脚がそれを物語る必要があるだろう。
別に、シルヴァン・アダムスとクリス・フルームの間に亀裂がある訳ではない。ただ、大金を支払って獲得したのだから、それに見合う働きをして貰いたいだけだろう。
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