スーパープレスティージュ2024第8戦ミッデルケルケ 最終戦でシリーズリーダーとなったのは?

2023-2024シーズンのスーパープレスティージュ最終戦。男子はエリ・イーゼルビットで決まりだけど、女子は最終戦でトップが確定する。

 

現在のスーパープレスティージュのランキングは

女子エリート

1. セイリン・アラマバード 87ポイント
2. アンネマリー・ワースト　81ポイント
3. インゲ・ファンデルヘイデン　74ポイント
4. アニエク・ファンアルフェン　72ポイント
5. サンヌ・カント　60ポイント

 

男子エリート

1. エリ・イーゼルビット　99ポイント
2. ヨリス・ニューウェンハイス 72ポイント
   
3. ニルス・ファンデプッテ　64ポイント
4. マイケル・ファントーレンハウト　50ポイント
5. ケビン・クーン　47ポイント

 

第8戦ミッデルケルケ

 

コース全長は2,600メートル。高速コースだ。サッカー競技場の斜面が滑りやすく技術が要求される。

公園内のコースだが、降雨により泥区間がある。

 

女子エリート

最終戦のスタート。

 

トップでフィールドに飛び込むのは。

 

セイリン・アラバラードだ。

 

だが、トップを走っていたセイリン・アラバラードは滑って落車。この隙にルシンダ・ブランドが先頭に。

 

 

セイリン・アラバラードは、シリーズリーダーの座が危うくなるか。

 

はやくも、ルシンダ・ブランドが独走だ。

 

セイリン・アラバラードが2番手で追っている。

 

オランダ王者、そして元世界王者を止めることはもう出来ないだろう。

 

残り4周

ルシンダ・ブランドが飛んでいる。

 

セイリン・アラバラードは、25秒差で通過。3位はアンネマリー・ワースト。シリーズチャンピオンは二人の争いだ。

 

セイリン・アラバラードは、アンネマリー・ワーストを引き離す。

 

セイリン・アラバラードは、落車がなければ、ルシンダ・ブランドと争っていたはず。

 

残り3周

リードを広げてルシンダ・ブランドが通過。

 

あらら、ローラ・ベルドンショットがセイリン・アラバラードを抜いて2位に上がる。セイリン・アラバラードは、腰痛の再発か。

 

ローラ・ベルドンショットは、完全にセイリン・アラバラードを引き離す。

 

ルシンダ・ブランドは、スーパープレステージュの最終戦を飾りそうだ。

 

4位を走るアンネマリー・ワーストは落車。これでセイリン・アラバラードの背中が見えなくなる。

 

残り2周

ルシンダ・ブランドは、今年は調子のよいシーズンだった。

 

4位はアンネマリー・ワースト。5位は、レオニー・ベントベルト。

 

2位のローラ・ベルドンショットは、ルシンダ・ブランドと50秒差。

 

残り1周

ルシンダ・ブランドは、残り1周に。

 

ローラ・ベルドンショットの2位も間違いない。世界選手権5位から一気に上位に入り始めた。

 

ルシンダ・ブランドは、ゴールに一直線だ。

 

ルシンダ・ブランドは、1周目から独走でスーパープレステージュの最終戦を見事に飾った。

 

2位のローラ・ベルドンショットは、ガッツポーズ。手ごたえを感じた最終戦だ。

 

セイリン・アラバラードは、シリーズ王者を獲得。しかし、最終戦は落車してしまい不本意だったのでは。

 

リザルト

ルシンダ・ブランドのコメント

今シーズン、また優勝できてとてもうれしい。とてもタフなレースだった。もちろん、それはクロスの全行程を1人で安定したペースで走ったから。それ以上のものはなかったから、これにもとても満足している。

セイリン・アラバラードが転倒した後、単独で走り去り、後続は二度と追いつきませんでしたね。

彼女がスリップするのが見えたから、もちろん迷わず自分のペースで走った。この周回で誰かの輪の中に入らずに、スペースがあるのはいいことだ。

シーズン終盤でも、明らかにまだ樽が空っぽではない?

パワーはまだある。少なくともこの1勝は名誉なことだし、まだ何が起こるか誰にもわからない。

 

2位のローラ・ベルドンショットのコメント

今シーズンのハイライトは？

野望はやはりクラス別クロスのひとつで表彰台に乗ることで、ここでは成功した。明日は脚が良くなっていることを願うよ。姉の子供のために、X2Oのダックを狙っているんだ。

リールはホームクロスで、たくさんの人がいる。でも、こうやって走り回ると、みんなが応援してくれる。

レースに入るのに時間がかかってますね。

私の場合、1周目に問題があることが多い。スタートは良かったんだけど、第1コーナーでシフトミスをしてスタックしてしまった。そうしたら後ろから追いついてきた。

パスして、どこで抜けるか見てみようと思ったんだ。他のライダーが後退していく間に、自分のリズムで走った。それで2番手につけた。

先週の水曜日、マルデゲムで優勝したが、この2位はより大きな意味がありますか?

ルシンダとアルバラードの隣で表彰台に立つと、本当に額縁に入れるような絵になる。誇りに思うわ。

メンタル面の重要性は？

とても重要。トップアスリートのキャリアにおいて最も重要なことだと思う。ここでのスタートで精神的に健康でなかったら、ここでのパフォーマンスも発揮できなかっただろう。

 

3位のセイリン・アラバラードのコメント

今シーズン序盤のワールドカップ優勝に続くダブル優勝ですね。

間違いなくうれしい。今日もリーダージャージをキープし、総合優勝できたことをうれしく思う。

最初の1分間でトップに立ったが、すぐに順位を下げてしまいましたね。

滑ってしまった。仕方なかった。でも、ルシンダは1周目にすごくハードに走った。だからうまくいかなかった。レース中ずっと背中が気になっていたので、自分のペースで走ろうとした。マリオン・ノベルト・リベロレもかなり迫ってきたからね。

腰の問題で動けないのであれば、残りのシーズンでクロスカントリーをやる意味はあるのだろうか？

いや、あんな風に走り回るのは楽しくない。精神的にも肉体的にも楽しくない。チームと一緒に、これが私の最後のレースだと決めたの。背中も喜んでいると思う。

2つのクラスで優勝できたし、いいシーズンだった。腰の問題がなければ、最後まで走り続けることができただろう。

 

 

男子エリート

スタート前。3強以外はみんないる感じ。

 

さあ、スタート。

 

ヨリス・ニューウェンハイスと、ニルス・ファンデプッテが速い。

 

 

しかし、フィールドにはエリ・イーゼルビットがトップで入っていく。

 

エリ・イーゼルビットが先頭。

 

エリ・イーゼルビットが転倒するけれど、すぐに立ち上がる。

 

ヨリス・ニューウェンハイスが先頭にたった。

 

ヨリス・ニューウェンハイスが大きく引き離した。

 

これは早くも2位争いに焦点が移るのか。

 

残り7周

エリ・イーゼルビットは、3位争いの先頭に。

 

残り6周

ヨリス・ニューウェンハイスが余裕でトップ通過。

 

2位争いは、熾烈だ。

 

チェーン落ちだ。これは痛い。

 

ヨリス・ニューウェンハイスがリードを保って逃げ続ける。

 

残り4周

ヨリス・ニューウェンハイスが単独で通過。

 

2番手はマイケル・ファントーレンハウト。

 

2位争いは、ラース・ファンデルハール、マイケル・ファントーレンハウト、エリ・イーゼルビットに。

 

エリ・イーゼルビットは、見えなくなった。2位争いは2人に絞られるか。

 

残り3周

シリーズリーダーのエリ・イーゼルビットは、34秒差で通過。

 

マイケル・ファントーレンハウトが2位。

 

エリ・イーゼルビットが粘りを見せて2位に浮上。

 

ヨリス・ニューウェンハイスの独走は続く。

 

あれ、エリ・イーゼルビットが8秒差まで迫ってきた。

 

残り2周

なんと、エリ・イーゼルビットがヨリス・ニューウェンハイスを抜いてしまった。なんなんだこれは?

 

エリ・イーゼルビットは、バイク交換。

 

サンドボックスでも快調。前半の走りは一体?

 

エリ・イーゼルビットは、観客とタッチする余裕の時間まで作り出した。

 

シリーズ最終戦を見事な逆襲劇で飾ってみせた。前半の遅れは一体なんだったのだろうか。スーパープレステージュの総合優勝だ。

 

2位は欧州チャンピオンジャージのマイケル・ファントーレンハウト。チームでワンツーフィニッシュとなった。

 

 

完全に独走勝利かと思っていたけれど、ヨリス・ニューウェンハイスは失速してしまった。オーバーペースだったのだろうか。

 

リザルト

優勝したエリ・イーゼルビットのコメント

優勝争いから脱落したかに見えたが、クロスの後半で追い上げを開始。結局のところ勝利を手にしましたね。

ヨリス・ニューウェンハイスが本気で失速したと思う。ここでは長いレースになることは最初からわかっていた。去年から、決勝ではこういうことが起こるってわかっていたんだ。超タフだったから、最初の40分間は自分のペースで走ることにした。一時はミスが多かった。

集中力を取り戻して、ラースとマイケルのほうに戻ろうと思ったんだ。マイケルを経由して、僕はヨリスに向かって走りたかったんだ。それは成功した。その後、差が開いているのが見えたけど、非常に難しかった。

ミデルケルケでの勝利で、キャリア通算49勝となった。50勝を目指している?

そのために努力している。5年で50勝はいいことだよ。明日は大変だけどね。でも、ベストを尽くすつもり。僕にはあと4試合残っているので、あと1試合頑張りたい。

 

2位のマイケル・ファントーレンハウトのコメント

バイクはオープニングラップでライアン・カンプのバイクに接触。それがベルギー人とオランダ人の口論に発展した。そこで何が起こったのか？

ライアンはまだマルデゲムのリベンジの気持ちを持っていると思う。その目的が何なのかは僕にもわからない。そのせいでレースを失うのは悔しいけどね。それでも13位か14位だったと思うから、彼の意図はわからない。とにかく、また話し合わないといけないね。

マルデゲムの後のリベンジの気持ちのことを言っているんだけど、あそこで彼はイン側のコーナーも取りたかったんだ。でも、もちろんただ場所を譲ったわけじゃない。そのせいで居場所を失ったから、リベンジしたかったんだと思う。

今日の口論は起こるべくして起こった。スタートでポジションを譲りたい人なんていないと思う。ライアンがそういうプレーをしたいなら、それは彼のことだ。僕はまたベストを尽くした。

最終ラップでヨリス・ニューウェンハイスが倒れることを予想していたのだろうか？

彼は常に15～20秒をキープしていた。私たちは互角だったと思う。もちろん、自分はもう少し離れたところから走らなければならなかった。そのせいで優勝を逃したんだと思う。

あの局面では少し限界だった。1周は自分のペースを見つけなければならないと思っていた。でもラースとエリが僕のホイールにぶら下がっているのが見えたので、それも解決策にはならなかった。それでもエリについて行こうとしたけど、うまくいかなかった。

エリ・イーゼルビットは、まずヨリス・ニューウェンハイスに向かい、その後に続いてましたね。

だから、エリが最後に待ってくれなかったのはちょっと残念だった。でもとにかく、今はこんな感じなんだ。レースは終わった。それを受け入れるしかない。

 

3位のヨリス・ニューウェンハイスのコメント

今日はあまりいい一日ではなかったと思う。いつものように飛び込んでいった。でも、途中で切れてしまった。2周、3周と周回を重ねるうちに、このまま最後まで走るのは無理だと悟った。

でも、タイムはある程度変わっていないと聞いていたから、彼らにも衰えがあるんじゃないかと期待していたんだ。でも最後の数周は本当にうまくいかなかった。上り坂をうまく登れなくなってしまったんだ。それで本当に終わったんだ。

この失速から何かを学んだ?

これは僕にとっていい教訓になった。ここ数週間は、家での予定をすべてワールドカップ終了後に移している。その前の数週間は、スケジュールを空けるようにしているんだ。たぶん、ここ数週間はまだ少しやりすぎて、エネルギーが尽きてしまったんだと思う。

驚くべきことに、クロスの間、今日が誕生日だと思っていたんだって?

誕生日はあまり好きじゃないんだ。ミデルケルケのクロスの間に何度か誕生日を迎えていたから、頭の中では2つのことを結びつけて考えていたんだ。でも、そんなことはなかったよ。