第3ステージは山岳ポイントもあるし、集団の半分は逃げを狙うかと思っていた。
だが、予想に反して各チームはスプリントを希望。逃げは4人と非常に少ないレース展開となった。
最後まで逃げ続けたのはEF Education-EasyPostのショーン・クイン。彼の動画を見るまでは膝の手術をしていたことを知らなかった。
二度と走れないと覚悟
ショーン・クイーンは、右膝の手術をしている。小さな腫瘍があったと動画では語っている。
膝というと自転車乗りにとっては、最も大切でデリケートな部分でもある。彼自身、もう二度とレースにはでれないかもと覚悟していたようだ。
外のりする前に2時間のチューブなどを使った補助トレーニングをしている。乗るだけで矯正しなければ、またケガをしてしまう。
ショーン・クイーンは、2025 ツアー・オブ・デンマークで復帰。第5ステージで逃げにのり2025 ブエルタ・ア・エスパーニャへの参加が認められた。
ブエルタ第3ステージでは、実に110kmの逃げ。単独となって更に20kmほど逃げている。完全復活と言ってよい。

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット
ショーン・クイーンのコメント
挑戦する価値はあった。今日はうまくいかなかったけど、トライし続ければうまくいくことはわかっている。
多くのチームが最後の集団スプリントに意欲を見せていたのは知っていた。登りの後、僕たちはたった2人になってしまった。今日はなかなかうまくいかなかったけど、これからも頑張るよ。
ショーン・クイーンは敢闘賞を獲得している。
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