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トレックの攻撃が最後の勝利を生んだオンループ・ヘットニュースブラッド

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Photo Deceuninck-QuickStep twitter
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北のクラシック開幕を告げるオンループ・へットニュースブラッド。

女子レースが始まってすぐに雨になってしまい、男子も厳しいレースが予想されたが雨は途中から上がった。

レースは最後まで追いつかれなかった逃げグループでの争いとなった。だが、そこに至るまでのTrek-Segafredoの横風分断の攻撃、世界チャンピオンのマッズ・ピーダスンの捨て身の引きが勝利につながったのではないかと思っている。

 

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前半での横風攻撃

Photo Trek-Segafredo twitter

レースは雨と風で始まった。雨もあったが、それよりも激しかったのが風。最初の攻撃はTrek – Segafredoによる横風分断だった。

これによりCCC Teamは先頭グループに誰もいない状態になってしまう。まさにマアチュアレースのような状態。

サポートカーからは千回前に上がれと指示を出していたらしい。

レースがスタートして62kmしかたっていない。CCC Teamは追いかけモードに追い込まれる。ようやく追いついたがプロトンは大きく人数を減らしている。

逃げていた先頭集団は、まさかの踏切ストップ。

これによって7分以上あったタイム差は一気に縮まってしまう。この逃げが早く捕まり過ぎたのも、その後の展開に影響を及ぼしてしまう。

 

https://tiz-cycling.io/video/omloop-het-nieuwsblad-2020-full-race/

踏切につかまる先頭集団

100kmを切ってからは、マッズ・ピーダスンの引きにチームイネオスの攻撃。集団先頭付近では後続をちぎる走りが繰り返される。

残り85kmを切ってからのワウト・ファンアールトのアタックにはハインリッヒ・ハウッスラー(Bahrain – McLaren)がジョイン。二人の強力なペアだったが3キロでつかまってしまう。

二人はこの後もアタックを繰り返している。よほど調子も良かったのだろう。

チームイネオスのイアン・スタナードのアタックが収まると、レケルベルグの急坂でグレッグ・ファンアーヴェルマート(CCC Team)がアタックをかけるが、誰も反応しない。

 

次に、セーアン・クラーウアナスン(Team Sunweb)のアタックに反応したのは、ヨナス・ルッチ(EF Pro Cycling)。彼らに合流して先頭集団を作ったのが以下のメンバーだ。

 

先頭集団 Photo mike_teunissen instagram

  1. ジャスパー・ストゥイヴェン(Trek-Segafredo)
  2. イヴ・ランパールト (Deceuninck – Quick Step)
  3. セーアン・クラーウアナスン(Team Sunweb)
  4. マッテオ・トレンティン(CCC Team)
  5. ティム・デクレルク (Deceuninck – Quick Step)
  6. マイク・テウニッセン(Team Jumbo-Visma)
  7. フレデリック・フリソン(Lotto Soudal)
  8. ヨナス・ルッチ(EF Pro Cycling)

各チームから適度に有力メンバーの入った先頭集団はスルスルとタイム差を広げていく。最大2分30秒まで広がったタイム差は最後まで1分30秒以上のリードを保ったままで推移してしまう。

まさか、このメンバーで最後まで逃げ切れるとは全く思っていなかった。

だが、後続では積極的な追走は起きない。

まず、先頭に二人を送り込んだDeceuninck – Quick Stepは引かない。Trek – Segafredoは、ジャスパー・ストゥイヴェンを送り込んでおりチームの計画通りと言っても良い展開。

CCC Teamもマッテオ・トレンティンが入っており、グレッグ・ファンアーヴェルマートは後続グループに留まざるを得なかった。

後続では先頭にメンバーを送り込んでいないTeam INEOSEとAG2R La Mondialeが引くがタイム差が縮まることはない。

第2集団となったハインリッヒ・ハウッスラーが引く集団も、ハウッスラーが激を飛ばすほどメンバーが着いてこれず集団に捕まってしまう。

 

Photo Jumbo-Visma twitter

ワウト・ファンアールトは何度もメンツを変えて前に追いつこうとアタックを繰り返した。テッシュ・ベノート。セップ・ファンマルクとも逃げたが後続に追いつかれる。

 

先頭集団のエースは少ない

Photo Deceuninck-QuickStep twitter

はっきりいって先頭集団のエースといえばイヴ・ランパールトジャスパー・ストゥイヴェンしかいないと言っても良いだろう。

Team Jumbo-Vismaとしてはワウト・ファンアールトを送り込みたかった。だがら、マイク・テウニッセンが前にいても何度もワウト・ファンアールトはアタックをかけて前に追いつこうとした。

EF Pro Cyclingもセップ・ファンマルク、Team Sunwebもティッシュ・ベノートを送り込みたかったに違いない。

だから、この2人はワウト・ファンアールトとアタックをかけて前に追いつこうとしていた。

各チームのエースか少ない中、カペルミュール、ボスベルグと進んでいき、最後はイヴ・ランパールトジャスパー・ストゥイヴェン、セーアン・クラーウアナスンの3人となる。

カペルミュールで遅れてしまったマッテオ・トレンティンが前に追いつくことはなかった。

Trek-Segafredoの横風攻撃、先頭付近でのチームメイトの引きが各チームのエースが入っていない先頭集団を作った要因の一つにはなっただろう。

 

Photo Trek-Segafredo twitter

ジャスパー・ストゥイヴェンがマークするのは、イヴ・ランパールトだけで良かったのだからスプリントに持ち込めば勝てるという勝算があったと思う。

グレッグ・ファンアーヴェルマートは、これもサイクリングだと言っている。天候の悪い時にチームで前にいなかったのは失敗だったと。

積極的に前を引いていたTrek-Segafredoがつかんだ勝利だった。

 

こちらは、ハイライト
Omloop Het Nieuwsblad 2020 Highlights Elite Men | Spring Classics On GCN Racing

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