トップスターのサガンは、BORA – hansgroheとの契約延長について4月一杯までには結論が出る予定だ。
サガンは、2017年からチームに所属し、当初はサガンのためのチームと言っても良い存在だった。ツール・ド・フランスでは25勝をあげ、世界チャンピオンには3度なっている。
だが、毎年勝利数は減ってきており、昨年はついに1勝どまりとなってしまう。チームのポイント獲得ランキングでも、
- マキシミリアン・シャフマン
- ウィルコ・ケルデルマン
- パスカル・アッカーマン
彼らに続いて4位だ。
これについて、チームのGMラルフ・デングは意味深なコメントを発している。
移籍はあるのか?
この投稿をInstagramで見る
サガンのサラリーは2020年までトップだったが、今年はクリス・フルームに譲っている。
サガンのサラリーは、500万ユーロ(約6億4千万円)と言われており、タデイ・ポガチャルと並んで2位の高給取りだ。更に個人のスポンサー契約があるので、もっと貰っているはず。
ゼネラルマネージャーのラルフ・デングは、サガンがチームに滞在する期間について公然と推測している。
ラルフ・デングはサガンが毎年持ち帰る500万から600万ユーロの年俸の価値について疑問を投げかけているのだ。
私たちの会話の結果はオープンだ。私たちは4月に決定を下したいと思っているが、物事がどちらの方向に進んでいるのかをあえて言わない。
私たちは、サガンに感謝している。スポンサーは彼のおかげで多くの注目を集めた。だが、サガンは彼のキャリアの秋に入っている。
それでもお金を払いたいのか、それともそのお金を若者に投資したほうがいいのかを検討する必要がある。
サガンが留まらない場合、私はたくさんのお金を利用できる。スポンサーは、私がお金で可能な限り最高のチームをまとめることができると信じている。
言いたいことは良くわかる。経営者ならば当然の考えかもしれない。
ラルフ・デングは以前にも、クイックステップのGMパトリック・ルフェーブルからチーム買収の話を暴露されている。色々と物色しているのは確かだ。
チームで、マキシミリアン・シャフマン、レナード・ケムナなども育っており、他チームの契約の切れる大物選手を狙うことも考えているのだろう。
サガンとの契約を2021年一杯で継続しなければ、様々なライダーを雇い入れることも可能となる。
もし、仮に移籍となると大型契約で資金の潤沢にあるチームに移籍となるだろう。だが、もしかしたらサガンはあっさりと引退してしまう可能性もある。
念願だったジロ・デ・イタリアにも参戦できたことだし、やり残したことはないかもしれない。
コメント