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サガンは、ツール第5ステージの石畳に機械式デュラエースで出場していた!  なんで?

機材情報
Photo credit: Nathalie05 on VisualHunt
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サガンは、パリ~ルーベの石畳区間を含むツール・ド・フランス第5ステージを、シマノ・デュラエースR9100グループセットで走破した。

TotalEnergiesは、最初の3つのロードステージで、Specialized S-Works Tarmac SL7に12速シマノ・デュラエースDi2を搭載している。

しかし、Team TotalEnergiesのソーシャルメディアでは、サガンは11速の機械式デュラエース9100に交換しているのがわかる。

何故、サガンは機械式にこだわりを見せるのだろうか?

 

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石畳では機械式が良いのか

 

リールからアレンベルグまでの153.7km、11のパヴェ区間を走る第5ステージを前に、チームはサガンのバイクの動画をツイートした。

サガンのバイクには、デュラエースR9100のフルセットが搭載されていることがわかる。リアディレイラーもダイレクトマウントディレイラーハンガーで取り付けられている。

サガンは機械式グループセット(しかもリムブレーキ)に乗り、2018年のパリ〜ルーベで優勝した。

サガンが石畳のレースで機械式変速に戻すのは今回が初めてではない。2018パリ〜ルーベを機械式グループセットで制し、2021年のレースでも同様のセットアップに戻している。

 

ワールドツアーのバイクに電子式グループセット以外が使われるのは、例外的に珍しいことだ。

機械式グループセットで優勝した最後のワールドツアーレースは、サガンの2018年の勝利だ。

 

上記ツイッター動画より 以下同様

 

サガンが石畳で機械式を使うのはバウンドするからだ。

石畳だが、振動でシフトするのにDi2シフターボタンを探しにくいということと、衝撃で誤ってシフトする可能性もある。

機械式だと、レバーを操作するので振動しながらでも確実にシフト出来る。あまり、変わらないとは思うけど、サガンだから許されるパーツの組み換えだろう。

TotalEnergiesのメカニックは、ずっと機械式もストックしておかないといけない。

 

新しいタイヤがマッチ?

動画をみても、サガンのタイヤには名前が見えない。後輪タイヤはラベルが黒塗りされている。

このタイヤは、スペシャライズドのターボタイヤシリーズに似た、軽いファイルトレッドを特徴としているようだ。

スペシャライズドの新しいプロトタイプのチューブレスタイヤであることが予想される。

他のステージでは、Roval Rapide CLXホイールにSpecialized S-Works Turbo 700 x 26 tubeless tyresを装着しているのが確認されている。

 

サガンが新しいチューブレスタイヤをテストしているのは間違いないだろう。

新しいタイヤと機械式変速の愛称の良さはわからないが、サガンはこれからも機械式にこだわるのだろう。

残念ながら、サガンは第5ステージではカーブの落車で勝負に絡むことは出来なかった。

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