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なんとサガンは、パリ~ルーベで機械式デュラエースで出場!  その理由とは?

機材情報
Photo credit: CAGATOTA on VisualHunt.com
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10月3日に行われるパリ~ルーベ。コロナの影響でレースシーズン終盤になったけれど、903日振りの開催となる。

サガンは2018年に優勝しており、当然優勝候補の一人と言っても良い。マウンテンバイク出身でパヴェも得意だ。

そのサガンだけど、パリ~ルーベでは機械式のデュラエースで出場するという。

何故、電子式Di2を使わずに、機械式を使うのだろうか?

 

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機械式デュラエース使用

photo RONAN MC LAUGHLIN

 

サガンは、2021世界選手権は電子式のDi2で出場している。普段のレースもDi2だ。では、何故機械式をパリ~ルーベで使うのか?

 

新型Shimano Dura-Ace Di2 R9200とUltegraDi2 R8100が発表されたが、機械式はなかった。これは機械式が良いと思う人には最悪のニュースだったに違いない。

プロの世界でも、電子シフトで走るのが普通だ。

だが、サガンは、2018年にパリ~ルーベで優勝した時も、Shimano Dura-Aceメカニカルグループセットで走っている。

 

photo RONAN MC LAUGHLIN

 

この理由だけど、パリ~ルーベは石畳の上を走るためバウンドする。この時、シフトするのにDi2シフターボタンを探しにくいということと、衝撃で誤ってシフトする可能性もある。

機械式だと、レバーを操作するので振動しながらでも確実にシフト出来る。まあ、的が大きいと言った感じか。

同じ理由で、ファビアン・カンチェラーラも機械式を使っていた。電子式を使うと速く走れるかというと、それは走りには関係ない。

機械式はプロレースでは見られないが、パヴェではメリットもあるということだ。だが、ほとんどの選手は電子式シフトで走るだろう。機械式で走るのはサガンだけかもしれない。

BORA-hansgroheの他のメンバーは、写真を見る限りでは電子式Di2に見えるけどどうだろう。

 

photo RONAN MC LAUGHLIN

 

機械式だと、ケーブルの見た目が悪いけど、サガンが使うのはパリ~ルーベだけだ。メカニックは組み換えするのが大変でしょうね。

 

photo RONAN MC LAUGHLIN

 

まあ、新型Dura-Aceの機械式が発売されても、価格が大きく違ったりしない限り、売り上げは少ないかもしれないですね。

ケーブルの定期的な交換、ディレーラーの調整などメンテナンスフリーを好む人には煩わしいかも。

 

photo RONAN MC LAUGHLIN

 

フレームはサガンコレクションを使用している。

 

photo RONAN MC LAUGHLIN

 

圧縮油圧ダンピングを備えた、Futrre Shock2.0を使っている。

 

photo RONAN MC LAUGHLIN

 

サガンは、Roval CLX50を使用し、S-Works TURBOチューブラーで走る。

 

photo RONAN MC LAUGHLIN

 

さあ、パリ~ルーベでのサガンの走りに期待しよう。

コメント

  1. batoh より:

    自転車屋曰く、今はコンポーネント関連は全て激烈な品薄になっているそうだ。今年オーダーした新車が2年後まで完成しない可能性もあるらしい。
    今回のデュラエースが電動のみで発表されたのも、恐らく需要の少ないデュラエースに対して機械式までラインを割けないということなのではないかと。
    勿論一時的な需要過多なのは明らかなので、各社ともラインを増やすことはしないらしい。
    機械式が使えるというのは、ある意味贅沢なことなのかもしれませんね。

    • ちゃん より:

      batohさん、コメントありがとうございます!
      なんと新車に2年ですか~。2年たったら新しいモデルが出てますよね。それも困るな。ベトナムの工場は9月15日に再開したようですけど、
      本格的に元の状態に戻るには3か月はかかるとか。
      機械式のデュラエースが出てくる可能性はないのかもしれないですね。また、教えて下さい<(_ _)>

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