ShimanoはフラッグシップS-Phyreシリーズの最新バージョン、Shimano S-Phyre RC902をリリース。
アッパー、最新のBoaダイアル、パワー伝達を改善するために設計されたソールの素材がRC901から更新されている。
S-Phyre RC902にはアイキャッチ画像のように赤のカラーも追加された。
2021 Shimano S-Phyre RC902
トップレベルのロードレース用に設計された新しいS-Phyre RC902は、最新のBOA Li2ダイヤルと蛇行するワイヤーパスを使用している。
最新のBOA Li2ダイヤルは、薄型でより微調整が可能。詳しくは以下の記事を参考までに。
これにより、Li2のマイクロ調整と新しいつま先の形状の新しいDynalast形状とともに、シューズが幅広い足の形状にフィットするのに役立つ。
Shimanoは、3Dペダリング分析ツールであるBikefitting.comを所有しており、ヒールカップを作り直して足をより安定させることに成功した。
それは「アンチツイストスタビライザーヒールカップテクノロジー」と呼ばれ、全力疾走の際に発生する激しいねじれ力に抵抗するように設計されている。
だが、それは単に、硬いヒールカップというだけではない。
全体的な足の動きを減らすためにヒールカップの上部をより安定させる剛性と柔軟なセクションの組み合わせの混合剛性となっている。
アッパーは素材の異なる層を使用して、屈曲と通気を可能にし、必要に応じて伸縮を防いでいる。それは底の周り全体を包み込み、快適なフィット感を生み出す。
剛性指数は、レベル12で、パワー伝達を最大限可能としている。
2020ツールでShimano S-Phyre RC902を使用しているライダーは
- Jumbo-Visma : ワウト・ファンアールト、セップ・クス、ロベルト・ヘーシンク
- Team Sunweb : ケース・ボル、マルク・ヒルシ、ニキアス・アルント
- Team Arkéa Samsic : ワレン・バルギル・ディエゴ・ローザ、ウィネル・アナコナ
注目しておこう。他のライダーは S-Phyre RC901でレースしている。
S-Phyre RC902は、ハーフサイズやワイドフィットオプションなど、36から48までのさまざまなサイズオプションを提供。
女性専用のRC902-Wもある。サイズは36〜44で、ラストとアッパーの幅が狭くなっている。
RC902は青、黒、白、赤で展開され、RC902-Wシューズはホワイトのみ。重量はサイズ42で235gとRC901よりも8g軽量化されている。
新しいS-Phyre RC902は、10月中旬から販売され、価格は319.99ポンド(約4万5千円)。
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