ロマン・バルデはルート・ドクタシーで総合8位と精彩を欠いていた。
これは、落車による影響があったからだ。第2ステージで落車しながらも集団ゴール。
まったく、ケガの影響はないかと思われていたのだが、8月6日に行われるモン・ヴァントゥ チャレンジを回避することになった。
腕が引けない
ロマン・バルデの第2ステージの落車は、ゴール手前100kmの地点で起っている。
左肘、左膝、腰も打撲しており、なんとか集団に復帰してゴールしたが、あまり状態はよくない。
特に、左肘が痛いためハンドルを引く動作が出来ないようだ。これは山岳では致命的でダンシングもままならない。
最終ステージで17位と遅れたのは、最後はブノワ・コヌフロワのアシストをしていたためでもあった。ケガがなければバルデが狙う予定だったはずだ。
以下の動画は、最終ステージでチームメイトのブノワ・コヌフロワがゴールしたシーン。
後から8位となったロマン・バルデが来ているが、包帯などは見えないので打撲だけのようだ。
ロマン・バルデは初日のステージでもゴール前の落車に巻き込まれている。初日にはティボー・ピノもゴール前の落車に巻き込まれた。
バルデは、
私は初日のレース以来生き延びてきたばかりであり、非常に苦しんでいるので、レースを続けることができるかどうかさえわからない。
明日はX線を撮るつもりだし、自分の面倒をみてみよう。
結局、モン・ヴァントゥは回避して クリテリウム・デュ・ドーフィネから参戦するようだ。
モン・ヴァントゥには多くのクライマーが出場
モン・ヴァントゥ チャレンジには、ロマン・バルデの代わりのライダーはいない。AG2Rは6人で参加となる。
今回のモン・ヴァントゥ チャレンジの主なライダーをあげてみると
- ナイロ・キンタナ (Team Arkéa Samsic)
- ミゲルアンヘル・ロペス(Astana Pro Team)
- ファビオ・アル(UAE-Team Emirates)
- リッチー・ポート(Trek – Segafredo)
- ヘスス・エラダ( Cofidis, Solutions Crédits)
特にキンタナは、モン・ヴァントゥの最速記録を破ることが出来るか注目だ。ケガの影響がなければ良いのですけど。
そして、NIPPO DELKO One Provenceからは、fumyに中根、岡と3選手が登場する。是非見てみたい。
モン・ヴァントゥ チャレンジはストリーミングで放送される。日本時間では午後9時頃から開始なので十分見れる時間だ。
ツール・ド・ボローニャ第2ステージもあるけど、日付が変わってから放送なのでさすがに見れる人は少ないだろう。
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