エガン・ベルナルは、トレーニングで激しく転倒し、長いリハビリを余儀なくされている。
ケガは当初軽傷と言われていたけど、時間が経つにつれて深刻な状況であることが判明。大腿骨骨折、右膝解放骨折に加えて、肋骨骨折。
一方、事故の状況について、さらなる詳細が明らかになってきた。ベルナルとチームメイトは高速道路でトレーニングしていたことがわかっている。
コロンビアでは命がけなのか?
Que dolor campeón. #ÁnimoEgan pic.twitter.com/8T3gdMIGSF
— Johnatan Nieto B. (@jnietoblanco) January 24, 2022
エガン・ベルナルはどうやって「駐車中」のバスに衝突したのだろうか?
まず、警察の話によるとバスは道路脇に乗客を降ろすために停車していた。バスの位置灯が点灯しており、駐車の標識を尊重していた。
コロンビアに10年以上住んでいるフランドル人俳優のクリストフ・デ・ゲストは、その正確な状況を収集している。
ベルナルは、リチャル・カラパスやダニエル・マルティネスなど、イネオスのチームメイトたちとトレーニングで上りを制覇したところだった。
高速で下降しているとき、目の前にバスが乗客を降ろすために停車していた。ベルナルはそれに気づくのが遅すぎて、バスの後部に衝突してしまった。
ベルナルは先頭で。後ろからの叫び声も聞こえていない状態。多分、TTボジションで下を向いていたのではないだろうか?
注目すべきは、ベルナルたちが高速道路を自転車で走っていたことだ。
ボゴタから近郊のある都市まで自転車で行くと、車やトラック、バスの間の高速道路を走るのが普通だという。
高速道路でのサイクリングは命がけで、コロンビアで自転車を走らせるには、常にちょっとしたカウボーイになる必要があるとも。
ここでは、いつもアドレナリンでサイクリングしているとクリストフ・デ・ゲストはラジオで語っている。
これまでも、SNSでベルナルはコロンビアのドライバーの危なさを投稿していたけど、TTバイクで高速道路を走るのは危険だったのではないだろうか?
後方には、コロンビアの道路でのトレーニングのガイドおよび技術サポートサービスをするKarol DavidTorresがついているが、先導するバイクか車が必要だったのではないだろうか。
コロンビアから海外研修できていた美人ライダーは、気候が良くて風もないので走りやすいと言っていたけど、早朝しか走らないと言っていた。
夜間に出歩くことはないとも。
世界のトップライダーが走るのだから、チームは最新の注意を払う必要があったのかもしれない。ファンとしては、ベルナルの良いニュースが届けられることを期待したい。
コメント
余所見した彼が悪い。
下りからの直線でスピードも出ていたでしょうから、気を付けるべきでしたね。
TTの力をつけるために先頭で頑張っていたのでしょうけど、前をみないことには。ファンとしては、良い報告が聞けることを願ってますけど。
手術中の呼吸を助けた喉の管を取り除いており、意識ははっきりしているそうです。