リゴベルト・ウランは地元のサッカー観戦に長男と訪れていた。
母国のアトレティコ・ナシオナルサッカークラブを訪問したウランは、来年がプロ自転車選手として最後のシーズンになると発表した。
EF Education-EasyPostとは、来年末までの契約を結んでいるため、2024年7月26日から8月11日までパリで開催されるオリンピックが、彼にとって最後のプロイベントとなる。
オリンピックでコロンビアを代表してお別れ
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リゴベルト・ウランは、2006年にTenax – Salmilanoでキャリアをスタート。2011年から2013年までTeam SKYに所属。
2014年から2年間Etixx – Quick-Stepで走り、2014ジロ・デ・イタリアでは4日間マリアローザを着用。総合2位となっている。
2016年からCannondale-Drapac Pro Cycling Teamに移籍。2017年ツール・ド・フランスでは、優勝したクリス・フルーム(当時Team SKY)にわずか59秒遅れの総合2位を獲得。
その後も、グランドツアーとクラシックでさまざまなトップ10と表彰台を獲得している。
ウランは、2019ブエルタ・ア・エスパーニャで左鎖骨、肩甲骨、肋骨、いくつかの椎骨壊したひどいクラッシュからリハビリを受けて回復している。
この時には、引退も考えていたという。
ケガから復帰した2020ツール総合8位。2021ツール総合10位。2022ツールでは総合25位と順位を落としたが、続くブエルタでは総合9位。
2022シーズンも、チームではニールソン・ポーレス、アンドレア・ピッコロに続いてUCIポイントを獲得している。
2023年シーズンは、リチャル・カラパスのアシストとしてチームに残留。ボルタ・ア・カタルーニャ総合10位、ツール・ド・スイス総合6位と力を発揮している。
2024年シーズンは37歳となり、コロンビアを代表して走るオリンピックが最後の走りとなりそうだ。
リゴベルト・ウランのコメント
25年前、この村でスポーツをしていた私たちは、サッカー選手やサイクリストが何の役にも立たないうちは、町のガムナー(荒くれもの)だった。
君たちがスポーツの中で生み出してくれたすべてのもののおかげで……これは生きる術となった。
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