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ツール・ド・フランスのスプリント勝利したライダーが静かに去る

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Photo credit: awscas on Visualhunt.com
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全く同じような件名の記事を過去に書いている。今回ツールを去ったのはジロでもスプリント勝利をあげたAlpecin-Fenixのティム・メイリエだ。

ティム・メルリエは、ツールの中で休息日を迎えることが出来なかった。

冷たく、厳しい山岳でティム・メルリエは最後まで第9ステージを走ることが出来なかったのだ。ティム・メルリエの力が足りなかったのかというとそんなことは全くない。

途中のバワーデータでは自身のパワーレコードを3回更新したという。だが、下り坂で全力で走ってもグルペットグループは遠く、ある瞬間に空っぽになった。

これは予定外で、バリまで行きたかったと。ちょっと恥ずかしいくらいだと語っている。

 

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パリで全力疾走したかった

 

何が起こったのか?

速すぎた。体調は大丈夫だった。その証拠に、今日は自己記録を更新したんだ。

しかし、1時間半後には足が空になった。グルペットについていけなくなった。諦めずにゴールを目指したが、バスが遠くに行ってしまい、また精神的な打撃を受けた。もう走り続ける意味がなかった。

 

その個人的な記録というのはどういうことですか?

今日は、ワッテージ的には20分の記録を更新した。また、1時間のベスト記録を2番目に、1時間半のベスト記録を3番目に更新した。それはもちろん、本格的なレースが行われていたことを示している。カヴェンディシュやデマーレなどのグループに、最初は入っていた。でも、我慢できなかった。

 

ジロでのステージ優勝に続き、ツールでもステージ優勝を果たしましたね。それが多少なりとも補われているのではないかと思います。

今のところ、そのような気持ちはない。むしろ、高校の卒業証書を取得できなかったような感じだ。

ツールを完走することは、絶対にやりたかったことだが、完走できなかった。

正直なところ? ちょっと恥ずかしい。中々感情的になることはないけど、今日は涙を流してしまった。パリに行きたかった。シャンゼリゼ通りを全力疾走したかった。

ジャスパー・フィリップセンもチームにいるので、チャンスはあまりないと思っていたが、第2ステージでの優勝はやはり目標だった。

私がキャリアの中で、このようにレースを離れるのは初めてのこと。ジロでも諦めたが、それは主に予防策のためだった。これは別の話だ。

 

ここに戻ってきたいと思うことはありますか?

絶対に!    自分ができることを証明したい。しかし、ツールでのデビュー戦では、自分の限界とぶつかってしまった。そして、それは苦痛でもある。

 

どうする?ブエルタという選択肢もありますか?デビューの年に3つのグランツールでステージ優勝することもユニークです。

本当に一瞬たりとも考えたことはない。それにしては、失望感が大きすぎる。まずは休養をとる。

1週間、10日。次に、スレッドを再度取得して、新しい目標を立てなければならない。でも、今日は何も考えていない。

 

ツール第2週には3回のスプリンターステージがある。ティム・メルリエがいないことは寂しい限りだ。第9ステージでは、同じくGroupama-FDJのアルノー・デマールもタイムアウト。

B&B Hotels p/b KTMのブライアン・コカールもタイムアウトでツールを去っている。スプリンターにとってパリまでたどり着くのは大変なことだ。

ティム・メルリエには、是非ブエルタに出場してスプリント勝利を上げて貰いたい。

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