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2025 ツール・ド・ロマンディ第4ステージ  レムコ・エヴェネプールが失速の理由を正直に語る

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Photo credit: rouilleralain on Visualhunt
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ティオン2000の20kmに及ぶ長い登りは、総合を目指すクライマーの戦いとなった。

前日もアシスト、自分の足を無理して使わなかったレムコ・エヴェネプール。

 

このクイーンステージで爆発かと思われたが、残り8kmという早い段階でレムコ・エヴェネプールは遅れてしまった。

これについてレムコ・エヴェネプールは、ゴール後に集まった記者団に理由を答えている。

 

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奇跡はおこらない

 

20kmある登りの、12km地点でレムコは遅れだした。グランツールでも20kmを越える山岳ステージは多くある。

ゴールまで8kmあったので、ウィリアム・ジュニア・ルカーフを引きながらタイム差をキープするかと思われたけれど、1分29秒まで開いてしまった。

これについてレムコ・エヴェネプールは正直に遅れた理由を話している。

 

 

レムコ・エヴェネプールのコメント

遅れたのは、ちょうど、少し急になってきたときだった。 まだ絶好調でないときは、いつも急なセクションで少し苦しくなるんだ。

ウィリアム・ジュニア・ルカーフも、少しペースが落ちているのを見て、どれくらいのペースで走りたいか聞いてみたんだ。 そして、可能な限りペースを上げた。

 

結局、ウィリアム・ジュニア・ルカーフとともにレニー・マルティネスから1分半差でゴールでしたね。

総合優勝を狙うにはタイムを失いすぎた。 でもジュニアはまだ5位とかなり上位にいる。

 

今日の自身のパフォーマンスをどう評価しているのだろうか?

バイクに戻ってまだ2ヵ月。 奇跡は起こせない。もし、もっと長く有力選手について行こうとしていたら、完全に爆発していたかもしれない。 例えば、去年のドーフィネではそうだった。

ツール・ド・フランスまで、まだ時間はある。

 

まずは明日、最後の17.1kmのタイムトライアルが待ってますね。

とにかく勝ちたい。 その野心なしにタイムトライアルをスタートすることはできない。明日はステージ優勝を狙う。そして、ランキングがどうなるか見てみよう。

 

レムコ・エヴェネプールは、総合8位の1分41秒遅れ。17.1kmの個人タイムトライヤルは完全な平坦ではない。世界最高のタイムトライヤルスペシャリストの足は、まだ100%ではない。

調整不足、乗り込み不足なのは誰もが分かっている。

上位にいる総合勢でライバルとなるのは、ジョアン・アルメイダ、ジェイ・ヴァインのUAE Team Emirates – XRGコンビ。あとはレニー・マルティネスとのタイム差をどこまで縮めるか見ものだ。

最終ステージで、上位陣をぶち抜くのか。奇跡は起こらないと本人は言うけれど、奇跡を期待する走りを見せて貰いたい。

 

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