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プリモシュ・ログリッチはブエルタ第15ステージのゴールを称賛 その理由とは?

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Photo by Guillermo Latorre on Unsplash
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ブエルタ第15ステージは今大会最長の230.8km。これは今年のワールドツアー、2.HCイベントを含めても最長のコース。

途中から冷たい雨の降りしきる中で6時間以上のライド。当然、ライダーは疲れ切っておりゴールでは冷静な判断がつかない場合もある。

今回のゴールはラスト1kmから登っており、登りゴールの得意なプリモシュ・ログリッチがボーナスタイムとステージ優勝のためにスパートすることも考えられた。

だが、プリモシュ・ログリッチは全く姿を見せず50位でゴール。ゴール後にブエルタの主催者にたいして称賛の言葉を送っている。

プリモシュ・ログリッチが主催者を称賛した理由とは?

 

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ゴール手前はテクニカル

 

230kmを越えるレースでは、途中から雨となりカメラのレンズも水滴で映像が見えないほど。獲得標高は4,000mを越え、ゴール前は3級山岳からの下りでスピードも上がり逆に身体も冷える。

疲れて、凍り切ったライダーは、ステージの後半で常に危険に対する最良の判断を下すことは難しい。

ゴール前は逆風で、高速でテクニカルなコースの中、オイルパッチがあることが判明。主催者はゴール手前3kmからは同タイムでゴールという判断を下した。

つまり落車しても先頭と同タイムでの記録となる。最終的に、集団の92人は同タイム扱いとなった。

 

これについてプリモシュ・ログリッチは

間違いなく最良の判断をした。オイルか何かがあったので、必要以上にリスクを冒すべきではないので、大歓迎だ。

レースで最も長いステージだったので、とてもタフな日だった。速く、最後は悪天候で、寒くて雨が降っていた。後ろにいるのは本当に嬉しい。

これは、プロトンの皆の意見を代表する形となっている。

 

2016年の第7ステージでも同じゴール地点を使用。

この時アルベルト・コンタドールは先頭付近に配置されていたにもかかわらず、最後の登りの手前500mのコーナーで激しくクラッシュ。肩と肘、脚を負傷を負傷しリタイヤ寸前まで行っている。

200kmを越える厳しいレースで、最後に総合勢が無理をしてケガをしては意味がない。考えられるリクスは避けないといけない。

安全に配慮した判断は称賛されるべきだろう。厳しいレースをゴールした選手には拍手を送りたい。

 

先日紹介したばかりのハリー・タンフィールドはケガの為、80km地点でリタイヤ。初めてのグランドツアーを完走できずに去っている。

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