第16ステージのスタート地点に現れたRed Bull-BORA-hansgroheのプリモッシュ・ログリッチ。
レース前のコメントは
「挑戦して成功したら、レースを続ける。昨日は自転車に乗れなかったけど、また乗り始めようと思う。このランキングはもはや現実的ではない。私は生き残るために戦っている。」
しかし、プリモッシュ・ログリッチはジロを完走することは出来なかった。どこまでも不運が襲ってくる。
低速落車でも
あまりにも悲しいジロを去る姿。このステージでは落車が頻発。雨のために路面はあまりにも滑りやすかった。
Red Bull-BORA-hansgroheのニコ・デンツの話だとローターリーでリチャル・カラパスが前で落車。それにプリモッシュ・ログリッチが突っ込んだと。
皮肉にも、リチャル・カラパスは続行し、ジロをひっくり返すアタックをゴール前で繰り出す。
しかし、4度目の落車となったプリモッシュ・ログリッチに続行する気力はなかった。打撲の痛みは相当なものだったのだろう。
Primoz Roglic’s goodbye message to Il Giro. 😓 According to Nico Denz, Carapaz crashed first today in a roundabout and took also Roglic down.
📽️ @rogla_nerd #GirodItalia pic.twitter.com/EzkjXnuVzg
— Mihai Simion (@faustocoppi60) May 27, 2025
プリモッシュ・ログリッチのコメント
あれだけのクラッシュのあと、僕はあまりに多くの打撃を喫してしまい、賢明な決断はレースからリタイアすることだけだった。 将来と次の挑戦について考えなければならない。
みんなと素晴らしい時間を過ごし、忘れられない思い出を作ることができた。 前に進もう。
ジェイ・ヒンドリーを失い、プリモッシュ・ログリッチも去った。しかし、一筋の光明はジュリオ・ペリツァーリがステージ3位に入り、総合9位に入ったことだ。
プリモッシュ・ログリッチは、ジュリオ・ペリツァーリに後を託すことになる。あまりにも悲しい結末だが、仕方がない。これ以上言葉がない。
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