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タデイ・ポガチャルは、ミラノ~サンレモの攻撃を後悔していない

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UnsplashEhteshamul Haque Aditが撮影した写真
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2022年のミラノ~サンレモでは、ポッジオでのアタックが成功しなかったため、今年はチプレッサから攻撃するのではないかと言われていたタデイ・ポガチャル。

だが、チプレッサは向かい風のためにUAE Team Emiratesのチーム力でも、集団を絞り込むことが出来なかった。

結局タデイ・ポガチャルの攻撃は、ポッジオの頂上手前1.3kmからとなる。だが、全開で引いてもフィリッポ・ガンナには真後ろに張り付かれて全く引き離せない。

さらに、ワウト・ファンアールト、マチュー・ファンデルプールにも追いつかれてしまう。この時の攻撃について、タデイ・ポガチャルはゴール後のインタビューで語っている。

 

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最高の選手が勝利

 

タデイ・ポガチャルは、ゴール後にマチュー・ファンデルプールと笑顔で握手。その後インタビューに答えている。

 

いいえ、後悔はない。昨年は4回攻撃したが、今年は1回だけ。一人で前に出るには力が足りなかったのかもしれないが、今日はチーム全体が本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

 

ティム・ウェレンスのアシストを受けてアタックしましたが、それはチームの戦略だったのですか?

今日は目標があった。それはティム・ウェレンスが引っ張った後の攻撃だった。ティムは本当に完璧な仕事をしてくれた。彼に感謝しなければならない。

自分一人で行くには十分な力がなかった。4人の強力なライダーと一緒にいた。そしたらマチュー・ファンデルプールが攻めてきて、ついていくことができなかった。

彼は非常に素早くギャップを広げ、下りでは私たちよりも優れていた。下りの最初のコーナーから、彼が本当に全力疾走しているのが分かった。

私たち3人は、彼と同じことはできなかった。マチューは強すぎた。フィニッシュの時点では、もう限界だった。僕の結果は、今日できる最高のものだった。

このレースでは、今後数年間、大きな期待をしている。

 

次は、ベルギーで開催される E3 サクソクラシックとロンド・ファン・フラーンデレンでマチュー・ファンデルプールと対戦しますね。彼との戦いはどうなりますか?

自分はリベンジを求めているのではなく、より良いレースを求めていく。今回は一番が勝った。そしてフランダースでは、最高のものが必ず勝つだろう。

 

ポッジオでは、違いを見出すことが出来ないと言われていた。だが、これをマチューは可能とした。類まれなる下りのスピードがあるからこそ可能となる技ではあったのだけど。

今後、数年間でタデイ・ポガチャルは、ポッジオから逃げ切ることが出来るかもしれない。その成功の方法を今回の敗戦から学んだのではないだろうか。

3月24日のE3サクソクラシックでは、タデイ・ポガチャルはマチューとワウトと再び対戦する。更に、4月2日のロンド・ファン・フラーンデレンでも対戦となる。

どのような結果となるのか、ゴールまでに違いを見出せることが出来るのか。注目の戦いとなる。

 

コメント

  1. べるげん より:

    うーん、ポガチャルにとってミラノ~サンレモの現行コースは易しすぎるんでしょうねぇ。
    10年ほど前まで存在していたレ・マニエの上りや、以前構想にあったチプレッサとポッジョの間の上りがないと厳しそう。

    そして、ポガチャルが挑み続ける限りピュアスプリンターの優勝は無さそう。。。

    • ちゃん より:

      確かに~。登りが短いのと勾配がそれほどでもないし。
      コースも自治体がOKして協力していくれないと、走れないので難しいですね。

      ポガチャルは毎年挑むでしょうね。大きな集団でゴールに向かうことは、風とか雨とかでもないと難しいかも。Lotto-Dstnyのアルノー・デリーも雨降らないかなあ~と言ってましたし。

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