ロードバイクの情報を発信しています!

クリテリウム・デュ・ドーフィネで見つかったトレック新型マドン シートチューブが分断されている?

機材情報
Image credit: MAT BRETT
この記事は約3分で読めます。

パリ~ルーベではTREK Domaneが大きく変わっている姿が見られた。

 

今度は、 クリテリウム・デュ・ドーフィネでマドンがベールを脱いだ。最も変わっているのはシートチューブの巨大な穴だ。

新型のマドンをじっくり見てみよう。

 

スポンサーリンク

新型 TREK Madone

こちらの動画でじっくりと新型を見ることが出来る

 

新型マドンは、Trek-Segafredoのメンバーが乗っている。トレックはいつものように何も語っていない。

だが、新型マドンをテストしているのは間違いない。

 

上記動画より 以下同様

 

大きな特徴は、中断されたエアロシートチューブ。

シートチューブは上部で2つに分かれ、それぞれのシートステーに接続されている。

このシートチューブは、シートステーとシートポストの間に挟まれ、シートマストとして機能している。

 

 

こんなデザイン見たことないですね。どれだけのエアロ効果があるでしょうか?

 

分断されたシートチューブ

 

これは一体なんだろうか?

トレックには、IsoSpeedがあったけど、この形状でサドルがある程度動くのかもしれない。

新しいデザインは、同じ仕事を、よりシンプルで軽量な方法で行うことを意図していると推測される。

 

 

前モデルのMadoneに採用されたIsoSpeedシステムは、エラストマーで減衰を行い、ライダーの体重や乗り心地の好みに合わせて調整することができた。

しかし、この新しいデザインでは調整は出来そうもない。

シートチューブとシートステーの間にできる隙間は、IsoFlowと呼ばれている。この名称は、トレックがここにある種のエアロ効果を主張している可能性を示唆している。

 

 

新型Madoneはボトムブラケット周辺が、巨大になっているように見える。

 

 

エアロロードバイクらしく、フォークのブレードは深く、フレームチューブはすべてカムテールプロファイルで抵抗を減らすように形作られている。

 

 

ハンドルにはMadoneとロゴが入っている。専用のハンドルとなるのかも。

ハンドルバーとステムは一体化されており、トップ部分はエアロ仕様。

Trek-Segafredoは、SRAM Red eTap Axsグループセットを使用しているため、ギアケーブルは必要ない。

 

 

バイクには、トレックのボントレガー・ブランドのアイオロスホイールとピレリP-Zeroタイヤが装着されている。

レースでテストされているということは、間違いなく発表もすぐでしょうね。ツール・ド・フランス当たりで発表でしょうか。

コメント

  1. とおりすがり より:

    よく見るとシートポスト基部(フレーム側)の
    ゼッケンホルダーが付いてるあたりにかなり縦長の長穴が見えるので、
    IsoSpeed的な調整機構はここに仕込まれてるかも知れません。

    • ちゃん より:

      良くみてますねえ~。ひょっとしたらあるのかも。時期に発表されるでしょうから楽しみにしておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました