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Hope-Lotusの驚きの形状 分割されたシートポストとのこぎりのフォーク

機材情報
Photo credit: Numerius on Visualhunt.com
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東京オリンピック前に、ロータスとホープは協力してHB.Tトラックバイクを開発。フォークの幅が凄い革新的なバイクとして注目を集めていた。

 

今回、ロータスエンジニアリングとホープテクノロジーは、2024年パリ夏季オリンピックで英国選手が使用するトラックバイクを発表した。

ホープが開発したHBTパリフレームを備えた斬新なデザインで、戦闘機からインスピレーションを得たと言われているフォークだ。

そして中央に穴が開いたねじれたシートポスト。第 2 世代の Hope-Lotus バイクには、改良されたハンドルバーも備えている。

 

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A Hope HB.T in Paris

こちらは開発段階での映像。フレーム形状はわからないようにしてある

 

バイクの2回目のバージョンでは、フレームに小さな調整が加えられているが、最大の変更点はシートポストとフォークだ。

現在、フォークには鋸歯状のトレーリングエッジが使用されており、ロータスによれば、これは戦闘機の設計からインスピレーションを得たもので、ライダーの周りの空気の流れをさらにスムーズにするのに役立つと主張している。

これはフィリッポ・ガンナが使用しているPinarello Bolideのシートチューブにも見られる形状だ。

 

ロータスによると、このフォークは同社のハイパーカー「Evija」で使用されているのと同じ高級カーボンで作られており、強度と軽量のバランスが取れているという。

 

 
 
 
 
 
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シートポストは最も目を引く形になっている。3Dプリントされた部品はRenishaw製で、 Trek IsoFlowと Dysonファンを組み合わせたような大きな穴が組み込まれている。

後ろから見ると穴の形状が良くわかる。150時間を超える風洞テストと高度な数値流体力学 (CFD) シミュレーションにより、空気力学的な大幅な向上が実現したと言われている。

トラックでの使用なので、主な焦点は空気抵抗と乱気流の低減となる。

抵抗を減らすためにフォークとハンドルバーの統合も改良されている。以前のバイクの小さくてアグレッシブなハンドルバーは、より適応性のあるセットアップを優先して置き換えられている。

チームは、一部の長距離レースでより持続可能なエアロライディングポジションを促進するために、ライダーにより多くのオプションを提供したいと述べている。

British Cycling は2つのバージョンを披露。1つはパシュート イベント用のタイムトライアルスタイルのエアロエクステンションを備えたもの、もう1つはスプリントおよびバンチレース用のドロップ ハンドルバーを備えたもの。

このトラックバイクは、2023世界選手権で英国選手が使用する。

 

 

 

 

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