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新型TREK Domaneがパリ~ルーベでベールを脱ぐ フレームは大きな変貌が

機材情報
Image credit: Peter Stuart
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パリ~ルーベの女子レースで、Trek-Segafredoは新型のTREK Domaneが披露されている。

ドマーネ(Domane)といえば、前後にあるIsoSpeedでクッションを吸収するのが特徴だった。だが、今回見られた新型では、調整可能なIsoSpeedは搭載されていない。

リアの調整が出来ないタイプのIsoSpeedがあるだけのように見える。物凄く良いシステムだと思っていたのに、何故トレックはIsoSpeedを止めたのだろうか。

 

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新型TREK  Domane

Image credit: Peter Stuart

 

Trek-Segafredoのエリーザ・ロンゴボルギーニは、新型TREK  Domaneでパリ~ルーベで独走勝利をあげた。

新型TREK  Domaneの実力を証明したと言っても良いだろう。TREK  Domaneは、ファビアン・カンチェラーラと共に、パリ~ルーベを勝利するために開発されたバイク。

 

Image credit: Peter Stuart

 

だが、この第4世代となるドマーネはフレームも特徴だったIsoSpeedサスペンションシステムが縮小されている。

シートポストも普通の物に置き換わっている。

 

Image credit: Peter Stuart

 

ヘッドチューブも大きくかわり、ほとんどマドンと変わらないエアロな外観となっている。エアロに舵を切ってしまったのだろうか。

 

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フレームは最新世代のトレックマドンSLRと同じ800シリーズOCLVカーボンファイバー製のように見える。マドンにあった、ボトルケージマウント下の収納ユニットはないみたいだ。

このバイクにはプロジェクト・ワンのマークがあるので、このバイクがトレックのカスタムビルドプログラムの一部として提供されることが示唆されている。

エアロへの配慮とカーボンの選択から、Madoneの後継モデルとして開発されものかもしれない。これは、他のブランドがエアロ専用バイクを廃止し、多目的耐久レーサーに移行したのと同様であるとも考えられる。

 

Image credit: Peter Stuart

 

フロントのIsoSpeedサスペンションシステムはなくなり、リアのIsoSpeedの調整可能なスライダーがなくなっている。

これにより重量は減るだろうけど、快適性はどうなんだろうか。それについての答えは次にありそうだ。

 

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エリーザ・ロンゴボルギーニは、幅30mmのチューブレスPirelli P Zero Raceタイヤと、Bontrager AeolusRSL37Vチューブレスホイールを使用。

空気圧については、わからないがチューブレスなので空気圧を抑えているのは間違いない。太いタイヤによって、衝撃は吸収されるので、IsoSpeedがなくても良いという結論になったのかもしれない。

 

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コンポは、Sram Red AXSグループセットを備えたフロントシングル。52歯のフロントチェーンリングと、10-36リアカセットが装備されていた。

今回Trek-Segafredoは、1位がエリーザ・ロンゴボルギーニ、3位にルシンダ・ブラット、7位にエレオノラ・ファンダイクが新型TREK  Domaneを使用している。性能は証明された?

今後、TREKから新型ドマーネの発表があるだろうけど、フレームが大きく変わったのは少し残念な気もする。

 

 

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