Neal Hendersonは、APEX Coaching のプロコーチ。
オリンピック選手からプロトライアストリート、プロサイクリストまでコーチを手掛けている。
彼が、時速30マイル(50キロ)で走っている最中、なんの警告なしにカーボンホイールが破断。
幸いなことに、ヘルメットをかぶっていたために、命に別状はありません。
APEX Coaching
一流の国際コーチNeal Hendersonは、世界のプロサイクリストからベストコーチの評価を得ています。(以下ヘンダーソン)
ヘンダーソンは、アメリカでのトレーニング中に、激しくそして何の警告もなしに落車した。
もし、彼がヘルメットを着用してなかったら、間違いなく死んでいたであろうと思われるほどの衝撃。
「何の警告もなく、まっすぐに走っている間 – ブレーキも回転もなし – 私の自転車の後輪は壊滅的に破断し、時速30マイル以上で地面に投げ出された」
とヘンダーソン。
彼の後輪のリムは予告なしに破断。スポークもなくなってますね。
ブレーキをかけ続けていたとかではないようです。カーボンホイールの場合、ブレーキをかけ続けると熱で破断します。
彼はまっすぐな道を走っていることを思い出します。
なんと彼は、事故の瞬間からの記憶を失っているのです。
ヘンダーソンは、病院にチェックインした時から記憶を再開しているのです。
幸いなことに、頭のCTでは頭蓋骨の骨折や脳内出血は見られませんでしたが、右眼の上に脳震盪、裂傷、そして傷を負っています。
全身に打撲と擦過傷、左肘の骨折もレントゲンで発見されています。
Thanks for all the notes. I was riding down Lee Hill Road on the lower straight flat part before Broadway and rear wheel catastrophically failed and I went down hard at about 53km/hr. Not feeling awesome but no major/lasting injuries. shutting off phone now till tomorrow. pic.twitter.com/RY9wf75EcM
— Neal Henderson (@nealhenderson) 2019年6月8日
彼はAPEXコーチグループとトレーニングをしていました。
そのうち2人は米国のトップトライアスリートの、テイラー・クニブとプロサイクリストのジュリー・エマーマン。
まっすぐで、ペダルもこいでなく、ブレーキもかけてない。時速50キロということは、下り坂であった可能性が高いです。
彼の事故は、アイルランドの病院で治療されたサイクリング・クラッシュの怪我に関するヘンダーソンの研究の発表からちょうど数日後におこってます。
ヘルメットをかぶっているサイクリストの約27パーセントが頭部のけがをしている。
合計で410人のサイクリストが、2014年から2016年までの3年間で、交通事故による大きな外傷でアイルランドの病院に入院した。
調査されたサイクリストのうち12人が死亡。12人全員が頭部外傷を負っていた。
ヘンダーソンの事故は、彼の研究で警告したヘルメット着用の義務化が実践された形となってしまいました。
彼はツイッターでも、乗車時にはヘルメットの着用してくださいと、呼びかけています。
バイクの詳細は、写真がないのでわからないのですが、
- ディスクブレーキだったのか、
- リムブレーキだったのか
- ホイールはどこのメーカー
- ホイールの使用年数は
- ホイールは熱を持っていなかったのか
これらについて、知りたいです。
突然走っていて、破断されたのではどうしようもないですからね。
ヘルメットをかぶるのは、当たり前としてホイールの破断というのは防ぎようがないので怖い事故だと思います。
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