今シーズン前半は、手の付けられないほど山岳で調子の良さを見せていたナイロ・キンタナ。
プリモシュ・ログリッチでさえ、キンタナは止められないと言っていたほどだった。だが、ロックダウン解除後は調子はがた落ち。
ナイロ・キンタナは膝蓋骨骨折が判明し、手術を受けることに。キンタナは、ツールの後にレースすることなく今シーズンを終了する。
全ては交通事故から
Nairo Quintana anuncia la cirugía que deberá practicársele en la rodilla izquierda. Así le pone fin a la temporada 2020. @Citytv @ArribaBogota @tarantelatv @Arkea_Samsic pic.twitter.com/XkzTCTGpAM
— Edward Ortiz (@EdwardOrtiz20) October 14, 2020
ナイロ・キンタナが膝を痛めたのはロックダウン中の交通事故から。
自転車選手にとって膝を痛めるのは選手生命にかかわる。キンタナも事故からの回復は簡単ではなかった。レースには復帰したが全く良い走りを見せることはなかった。
クリテリウム・デュ・ドーフィネでも最終ステージは膝の痛みのためにリタイヤ。
ツール・ド・フランスでも第13ステージの下りで60km/hで落車してしまう。ロマン・バルデやバウケ・モレマはその場でリタイヤ。
ナイロ・キンタナは、リタイヤこそ免れたが、すでに山岳で走れる力はなかった。ナイロ・キンタナは総合17位と過去最低の成績でツールを終える。
今回の検査で左膝蓋骨骨折が見つかったことで、今シーズンは走ることなく終了。キンタナとしては、早く手術して万全な状態に直すのが先決だと判断したようだ。
インスタグラムの3枚目の動画ではチューブによる筋力トレーニングの様子を見せてくれている。
手術後もこのようなトレーニングで復帰していくはず。
来シーズンには、完全に膝を直して復帰して貰いたい。そして、山岳で飛ぶように走るナイロ・キンタナの姿をまた見せて欲しい。
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