イタリアの伝説的なフランチェスコ・モーザーの甥であるモリーノ・モーザーは、今年、プロコンチネンタルでキャリアを再開しようとしましたが、残念なことに今度はタオルを投入することになってしまいました。
Nippo-Vini Fantini-Faizanèのモリーノ・モーザーは、昨年2月のTrofeo Laigueglia以来勝利を収めていないため、パフォーマンスに苦労しており、スポーツを去ることになると語った。
モリーノ・モーザー
モリーノ・モーザーはイタリアの新聞La Gazzetta Dello Sportに次のように語った。
「私が今直面しているパフォーマンスのために、フォームのピークを維持することはできなくなりました。
私のダウンタイムは近年ますます長くなってきており、多くの分析やテストの結果、特定の身体的欠陥に起因するものではありません。 私は病気もウイルスもありません」
ただ、2017年には、単核球症と診断されています。これはカヴェンディシュと同じキス病といわれるものです。
モーザーの場合、数値などは正常となったようですが、成績は戻ってこなかったようです。
モリーノ・モーザーは、2011年にLiquigasでプロとしてのキャリアをスタートさせました。2015年からキャノンデール・ガーミンで走り、2016年にアスタナに移籍してます。
彼はアスタナで2シーズン走った後、2019年にイタリアのNippo-Vini Fantini-Faizanèに移籍。ワールドツアーチームから、プロコンチネンタルレベルにステップダウンしたのです。
現在、ジロに出ていて初山選手が出てますね。
素晴らしい戦績
2012年のTour of Polandでは、2つのステージ優勝。
2013年には8つの勝利。その中には、ストラーデビアンケも獲得しているのです。
ただ、輝かしい走りも長く続かなかった訳です。
今シーズンの成績を見てもDNFも多く、グランツールにも出ていたライダーとは言い難い成績です。しかも、28歳とこれから絶頂期を迎えるシーズンとは思えない。
モーザーは以前、彼がイタリアのファンから感じたプレッシャーについて、フランチェスコ・モゼールの甥っ子として語っています。
モゼールの再来として活躍して欲しいと。期待に押しつぶされたような感じですからね~。
選手として、自分の走りが出来ないとチームにいずらいのかもしれないです。
先週、ドイツのスプリンタースターMarcel Kittelは、Katusha-Alpecinを離れてプロのレースから去ることを発表しました 。モーザーも同じような理由ですね。
31歳の彼はレースに戻りたいと思うが、疲れを感じ、休憩をとることを選んだと述べた。
コメント