Trek-Segafredoは、今回のジロ・デ・イタリアを「チーム史上最高のグランドツアーのひとつ」と呼んでいます。
ヴェローナで2019年のGiro d’Italiaを終え、ジュリオ・チッコーネとバウケ・モレマの活躍で総合5位に輝き、チームの歴史の中で最高のグランドツアーの1つとなった。
Trekは、これまでアンディ・シュレック、ランス・アームストロング、コンタドールと総合優勝者を出してきました。
チームとして総合5位で大成功と言われてもねえ~。トレック乗りとしては、総合をもうちょっと頑張って欲しい所ですが、チームとしては大満足のジロだったようです。
Trek-Segafredo
Trek-Segafredoは、2019年シーズンのためにリッチー・ポートを獲得。
ツール・ド・フランスでは、リッチー・ポートがチームを率いることになっている。そのリッチーボート少し調子を落としているのが気になる所。
US WorldTourチームは、バーレーン – メリダからヴィンチェンツォ・ニバリが移籍してくると噂されています。
これでニバリがエースとなり総合が狙えるようになるんでしょうか?
今のところ、Trek-Segafredoは
- バウケ・モレマの総合5位でのフィニッシュ
- チッコーネの山岳賞獲得
- 第16ステージ Picte di Legnoでのチッコーネのステージ優勝
これらで、満足しています。
チームのウェブサイトで、Kim Andersen監督は次のようにコメントしています。
「チッコーネは、ボローニャでのオープニングタイムトライアルでブルージャージを巧みに取りました」
「3週間の困難な素晴らしいレース。チームとしてはとても上手くいったと思う。第5ステージでマッテオ・モスケッティが5位。山岳賞も取れたし目標をすべて達成した。
第19ステージでは、計画してなかったステージ優勝も出来た。私は3週間でとても満足していると言えるでしょう!」
Giulio Ciccone
「今日はとても感情的でした。 競技場に入った時、中にいたとき、それは信じられないほど非常に感動的でした。
進歩の中でこの大きな飛躍を遂げることが私にとって非常に重要でした。私たちはスーパーGiroを作ったと思います。モレマはトップ5を獲得しました。これはチームのトップゴールでした。 スタッフ、チームメイト、皆さん、ありがとう」
Bauke Mollema
モレマは、個人レベルでも、チームにとっての意味でも、トップ5でゴールするというゴールを達成したことにワクワクしていると語った。
モレマは、
- 2011年のVuelta a Espanaで4位
- 2013年のTour de Franceで6位
- 2015年Tour de Franceで7位
2017 Giroでのジロでグランドツアーは7回目となった。
「チームにとって素晴らしいジロであり、ステージで優勝、マウンテンジャージで優勝、そしてGCでトップ5を獲得したので、これれ以上のことはあり得ない」
と彼は語った。
モレマは、第12ステージ後、初めてトップ6に入り。翌日にはCeresole Realeでステージ5位を獲得。総合では4位に浮上した。
その後、総合勢に大きく遅れることもなく彼のポジションを守ることが出来たのです。
「私は自分のレベルに満足しています。最後までチーム内に素晴らしい雰囲気があり、みんなが一緒に仕事をしようという意欲がさらに高まり、素晴らしい結果が得られた」
とモレマは語ります。
トレックとしては、監督も満足しているように大成功のジロだったようです。チッコーネはタイムトライヤルが改善されると、総合も狙っていけそうな感じです。
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