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ミゲルアンヘル・ロペスはエンリク・マスがエゴイストだと

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Photo credit: ciclismovavel on Visualhunt
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ミゲルアンヘル・ロペスは、モビスターでの不運な冒険の後、Astana Qazaqstan Teamのグループに戻る。

 

ミゲルアンヘル・ロペスは、すでにジロ・デ・イタリアでの勝利を目指して戦うことを発表しており、モビスターチームの不満についてもインタビューで語っている。

 

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ジロ・デ・イタリアを目指す

 

ミゲルアンヘル・ロペスはツール・ド・フランスをアレクセイ・ルツェンコに明け渡し、2018年に総合3位となったジロ・デ・イタリアに全力投球する。

2022ジロ・デ・イタリアの個人タイムトライヤルは、第2ステージと最終ステージの合計26.3kmしかない。

2022ツール・ド・フランスは2つのTTで合計53kmもあり、TTが得意でないミゲルアンヘル・ロペスがジロを目指すのは当然と言っても良い。

 

私は何度かグランツールの優勝を惜しくも逃しているので、今がそのタイミングなのかもしれません。その作業は簡単ではないが、現実的に夢を見ることができると思う。

ジロで優勝するために、あるいは少なくとも一般クラスで優勝を争うために、チーム内であらゆることを準備しなければならない。

 

ただ、Astana Qazaqstan Teamのジロの発表されているメンバーを見ると

  • ミゲルアンヘル・ロペス
  • ヴィンチェンツォ・ニバリ
  • ダビ・デラクルス

3人がエントリーされている。ダビ・デラクルスはブエルタもエントリーしているのでジロではアシストだろう。

ニバリとロペスのダブルエースとなるのだろうか。ただ、ニバリも衰えが見えるのでステージ優勝狙いかもしれない。

なお、ジャンニ・モスコンはクラシック狙いなのでジロの出場はない。

 

アスタナ復帰を喜ぶ

ミゲルアンヘル・ロペスは、2015年から2020年までのアスタナに6シーズン在籍。

27歳となったロペスは、プロとしてのキャリアの最初の6年間を過ごしたカザフスタンのチームに戻れることを喜んでいる。

 

私はここ、アスタナに戻ってきた。チーム体制が大きく変わり、新しいライダーもたくさんいるが、ヴィンチェンツォ・ニバリや彼の周りの人たちとは良い関係を築いている。

新しいライダーたちのおかげで、我々は最高のチームの一つとなった。2022年に向けて、いい予感がしている。

2021年にモビスターに移籍したのも、チームの財政事情のためだった。結局1年だけの移籍となったけども。

 

モビスターについて

 

ロペスは、コロンビアのラジオ局RCNの声明で、元チームのモビスターについて語る際に舌を噛まなかった。

ミゲルアンヘル・ロペスによると、Movistarキャンプはコミュニケーションが不足しており、意見の不一致はブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージの段階でピークに達した。

 

グランドツアーでは、明確な役割分担はなかった。ブエルタでは、エンリク・マスがアタックのタイミングを見計らっていた。

最後となったステージでは、逃げに飛びつきたかったが、離れていったマスが、なぜ私が攻撃するのかとずっと聞いてきたんだ。

エウセビオ・ウンズエが近づいてきたのは、差が40秒になったときだった。違和感のある状況だが、これ以上ギャップを縮めようとしないように、と言われた。そして、とても腹が立ったので、レースを終了することにした。

 

モビスターがリーダーを何人もたててグランドツアーに望むことは何度もあり、そのたびにリーダー同士の衝突が起こっている。

これは、どんなチームでも起こる問題だけど、キャンプの時からコミニケーションが不足していてはレースで連携を取ることなんて出来るはずがない。

チームメイトからの協力を得たいのならば、普段からの信頼関係も必要ということだ。

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