ツール・ド・フランス第19ステージは、悪天候のためにレースが途中で中断された。
この時の天候はヒョウ混じりの雪が大量に降ったようで、あっというまに道路は冠水。
ヨーロッパでは、こんな悪天候がいたるところで発生しているみたい。
イタリアで行われていたAdriatica Ionica Race / Sulle Rotte della Serenissima (2.1)でのレースでも同じようなことが起っていた。
ゴルフボール大のヒョウが降ってきた
Not the greatest place to ride a bike, but one for the bucket list nonetheless 😂✅ pic.twitter.com/DyzAewPgBE
— Conor Dunne (@conordunnealot) 2019年7月24日
大変な目にあったのは、イスラエルサイクリングアカデミーのConor Dunne。
彼は、2018年アイルランドロードレースチャンピオン。
レースを走っていたら突然、ゴルフボール大のヒョウが降ってきた。そのため、他のライダーと一緒に茂みに避難することのが精一杯。
レースどころではない。
当たるとスゴイ痛みなので、1ヤード先に止まったチームカーまでも逃げることが出来ない状態。
元プロライダーのエリック・ブロイキングは、オランダのRoompot-CharlesチームのマネージャーとしてAdriatica Ionica Raceに取り組んでいて、その時の映像をツイッターに投稿。
Italie ook niet veel beter 😂😂#airrace @roompot_charles pic.twitter.com/M0FMZ7XqMH
— Erik Breukink (@BreukEB) 2019年7月26日
Conor Dunneは、20分ほど避難。グルペットで下って102位でゴール。
レースは、レムコ・エヴェネプール(Deceuninck – Quick Step)がチームメイトのフィリップ・ジルベールとワンツーフニッシュ。
ツールでも、地滑りが起ってなかったらレースを続行していたかもしれない。だと、すると同じような結果になったはず。
中止していて正解でしたね。選手がケガしたんじゃあレースじゃあないですからね。
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