2022ボルタ・ア・ラ・コムニタ・バレンシアナ第3ステージには、最後の登りでグラベルロードが現れた。
ここでは、リーダーだったレムコ・エヴェネプールが脱落。アレクサンドル・ウラソフが総合トップになる走りを見せた。
UAE Team Emiratesのマッティオ・トレンティンは、レースにグラベルロードを設けたことに対してコメント。
「ファンではないし、ステージレースでの砂利敷きは見たくないですね。」と批判的。
ロードレースなのだから
ここ数日、ツアー・オブ・バレンシアの第3ステージが話題になっている。
レムコ・エヴェネプールは、この登りのグラベルストリップに対して主催者に対して批判的なコメントを出している。
マッティオ・トレンティンも同じ意見だ。
やりすぎだと思う。私たちは、不必要なスペクタクルを求めている。最後の上りは、それなりに厳しかったからね。
路面がロードサイクリングに適していないことが判明した。ここではグラベルレースではなく、ロードサイクリングの話をしている。
それが好きな人はいいけど、レースに何のプラスにもならないと思う。上りはそれなりに厳しかったので、最強のライダーが勝った。
見えてくるのは、パンクだ。そうですね、どんな路面でも起こりうることだが、ここではロードサイクリングついて話している。
実際、アレハンドロ・バルベルデはグラベル区間でパンクしている。そのままゴールしているけど。
ツールに石畳のセクションは必要ない
マッティオ・トレンティンは、さらに一歩進んで、石畳のセクションをツールのルートに含めるべきかどうか、疑問を投げかけている。
2022ツールには石畳のセクションがあるステージが計画されている。
この石畳のコースはとても難しく、過去に多くの総合ライダーがタイムをロスしているのを見てきた。
ツアーライダーとクラシックライダーについて話すのには理由がある。その2つを組み合わせることはできない。転倒はつきものだ。数年前のツールでもそうだった。
だから、それが本当に何の足しにもならないのか、それともワンデーレースに出場したほうがいいのかはわからない。
ただし、例外もある。ストラーデビアンケはストラーデビアンケだ。
グラベルレースであり、それが魅力となっている。さらに、トスカーナの砂利道は、イタリアの他の未舗装道路と比べてもユニークなものだ。
でも、パリ~トゥールの砂利敷き……伝統でもないのに、なぜ今流行のものを選ぶのだろう?
じゃあ、新しい流行があったときにどうするんだ?
マッティオ・トレンティンは、モナコBekingクリテリウムを主催しており、レース運営についても経験がある。あくまでロードはロードという考えだ。
まあ、落車で選手がリタイヤするのをみるのは嫌なものだ。
それぞれのレースの特徴があっても良いと思うけど、雨が降ったりすれば落車する可能性は高いのだから考えるべきかもしれない。
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