マチュー・ファンデルプールは、今シーズンの初シクロクロスレースで見事な優勝。
事前インタビューでは、馬鹿なことするはずと言っていた。けど、前半に落車したくらいで、後半は下りなども慎重に下ってタイム差を縮めさせなかった。
一方、前日に3戦目で優勝していたINEOS Grenadiersのトム・ピドコックは落車によりホイールが破損。走れなくなってしまう。
自転車交換ピットを既に越えていたために、後続に次々に抜かされてリタイヤ。この二人のレース後の様子は?
マチュー・ファンデルプールはランニング
👑 Mathieu van der Poel is back!
📍Hulst 🇳🇱
✅ First race of the season.
✅ First win. #CXWorldCup pic.twitter.com/uRCfOaSCJ9— UCI Cyclo-cross World Cup (@UCIcyclocrossWC) November 27, 2022
マチュー・ファンデルプールは、バイクを担いでのランニングも速い!
自転車の練習以外にもランニングも結構やっている。
マチュー・ファンデルプールは、レースの後に7kmのランニング。走った時間も16時27分なので、レースが終わって何時間もしてない時なんだけど。
凄いのはタイム。キロ4分を切る3分台の記録。1時間フルガスで走って、更にランニングを30分もするとは本当にタフとしかいいようがないですね。
しかも3分台と言ったら普通のランナーでは出せないようなスピードでは~。
トム・ピドコックは?
Pidcock was on his way to the 2️⃣nd place but a broken wheel forces him to abandon the race! 😱 #CXWorldCup pic.twitter.com/Sz9PPC4sVj
— UCI Cyclo-cross World Cup (@UCIcyclocrossWC) November 27, 2022
トム・ピドコックは、マチュー・ファンデルプールを追っていた時に下りでフェンスに突っ込んでしまう。
この落車で後輪が完全に破損。最初は担いで走っていたのだけど、途中30秒くらい立ち止まってから、フェンスをまたいでリタイヤ。
ピドコックは、「よくわからないんだ。そのあとホイールが壊れた。しばらく歩いたけど、まだ遠かったし、ほとんど役に立たなかった。」と。
Some extra training for Tom Pidcock and his brother Joe pic.twitter.com/2PVh6ddpTb
— José Been (@JoseBeenTV) November 27, 2022
その後、トム・ピドコックは、20歳の弟ジョーと一緒に走って帰ることに。
弟のジョーは今年、Groupama – FDJの育成チームでレースをしている。2023年にはピドコックも在籍していた、Trinity Racingで走ると言われている。
「今日はクロスが早く終わったから、そのチャンスがあったんだ。帰りは60kmくらいかな。」とのこと。
普段より、スタート時間が早かったので最初から計画はしてたんでしょうね。
ピドコックがレースで使っていたホイールはShimano。パリ~ルーベでも、Jumbo-Vismaのワウト・ファンアールトとクリストフ・ラポルトのホイールがありえない壊れ方をしていた。
今回のトム・ピドコックの場合には、フェンスの杭に当たったのか良くわからないけど、運が悪いのかな。Shimanoのホイールに問題があるとは思えないけど。
アルカンシェルの呪いでなければ良いのですけどね。
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