ロードとシクロクロスの世界チャンピオンであるマチュー・ファンデルプールは、スペインで順調なオフトレーニングを行っている。
マチューは、仲間の天才ライダー、レムコ・エヴェネプール(Soudal – Quick Step)とトレーニングライドで何度も走っている。アルカンシェルを引き継いだ二人だ。
レムコとの関係は
Mathieu van der Poel training together with Remco Evenepoel. 🤝🏼
📷: freddyovett pic.twitter.com/sUvBiKX6HH
— Lukáš Ronald Lukács (@lucasaganronald) November 29, 2023
マチュー・ファンデルプールは、レムコとは仲が良い。上記のように一緒にトレーニングをする仲だ。
だが、ワウト・ファンアールトとの(Jumbo Visma)との関係はあまり良くなく、ジュニアシクロクロスシーンのトップクラスレースで初めて衝突して以来10年間以上、二人はライバル関係にある。
マチューは、冬の間、雨の多いベルギーの気候を避けてスペインを拠点にしている間、2、3週間おきにトレーニングのために会っているレムコと、より親密な関係を築きやすいと語っている。
レムコとはよくスペインで会って一緒に練習するんだ。ここ数ヶ月で4、5回会った。彼のことをよく知っているし、スペインでもそれほど遠くないところに住んでいので、時々会う。
彼との関係は、ワウトとの関係とは違う。単刀直入に言えば、彼は私が走るレースのライバルではない。後のリエージュではそうかもしれないが、彼が本当に私をライバルとして見ているかどうかはわからない(笑)。
クリスマス期間中も、いくつかのシクロクロスレースに出るが、今はシクロクロスレーサーではなくロードライダーだと考えている。また、背中には問題はない。
レベルにはまだ改善の余地があるのでしょうか?
今はこれ以上良くなるとは思えない。ワールドカップの時のフォームが限界だと思う。春にはそのレベルに到達し、今年の他の目標に向けて努力しなければならない。
短いシクロクロスシーズンは、2024年のロードキャンペーンに有利となるでしょうか?
昨年のレベルにもう一度到達できる。同じだけ勝てるかどうかはわからない。でも、今考えているのは、昨年のグラスゴーでのクラシックの春のようなフォームをどうやったら達成できるかということだ。
あそこでは、3月や4月よりも本当に良かった。ミラノ〜サンレモから始まり、ロンドとルーベが最大の目標だ。ヘント〜ウェヴェルヘムも参加する。
問題は、その後にリエージュ〜バストーニュ〜リエージュを走るかどうかだ。その選択肢はあるが、確実ではない。
ツールに出場し、その2週間後にオリンピックのロードレースに出場するかもしれない。
もしオリンピック後に、MTBレースとロードレースの両方を走りたければ、ツールを欠場する必要がある。4日後にパリで開催されるMTBレースとツールに出場することは不可能だと思いますが。
ツールに出場し、その後ブエルタ後に世界選手権に出場する可能性もある。いずれにせよ、オリンピックは主要な目標の一つとなるだろうが、それは解決するのが難しいパズルになるだろう。
ワウトとはライバルだが、レムコとは目標とするレースが違うのでライバル関係とはならない。そこが、仲間として一緒に練習する要因ともなっているようだ。
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュにはマチューは2020年に出場しているのが、この時には10月開催で6位だった。来シーズン通常通り4月開催だが、果たして走るだろうか。
同じように逃げて勝つタイプなので、共闘となると面白いけど。
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