2024 フィゲイラ・チャンピオンズ・クラシック レムコ・エヴェネプールの初戦の走りは鬼!

2023年に、フィゲイラ・ダ・フォスが町に昇格してから250年、市に昇格してから140年となった。それを祝って前日には、一般向けのチャンピオンズデイのイベントが開催。

フィゲイラ・チャンピオンズ・クラシックはポルトガルで開催。今年、1クラスからプロレースに昇格。Figueira Champions Classic(1.Pro)

 

過去の優勝者は

• 2023　カスパー・ピーダスン

 

サン・ペドロ～フィゲイラ・ダ・フォス 　222.1 km 

 

前半は、平坦だが後半のフィゲイラでの海岸線のアップダウンを使った周回コースは厳しい。集団がシャッフルされてゴールに向かうのは間違いない。

ただ、上りはそれほど長くないので、スプリンターが勝つ可能性も十分にありだ。

 

1. スプリントポイント　Seiça
2. スプリントポイント　Alentejeiros
3. スプリントポイント　Moinhos da Gandara
4. 1級山岳　Rua Parque Florestal 　2.3 km・7.9%
5. 2級山岳　Enforca Caes 0.6km・9.2%
6. スプリントポイント　Buarcos
7. 1級山岳　Rua Parque Florestal 　2.3 km・7.9%
8. 2級山岳　Enforca Caes 0.6km・9.2%
9. スプリントポイント　Buarcos
10. 1級山岳　Rua Parque Florestal 　2.3 km・7.9%
11. 2級山岳　Enforca Caes 0.6km・9.2%
12. スプリントポイント　Buarcos
13. 1級山岳　Rua Parque Florestal 　2.3 km・7.9%
14. 2級山岳　Enforca Caes 0.6km・9.2%

 

注目のライダーは

• Soudal – Quick Step　レムコ・エヴェネプール、ミケル・ランダ
• UAE Team Emirates　マルク・ヒルシ、ルイ・オリヴィラ
• Lidl – Trek　アンドレア・バジオーリ、サム・オーメン、エドワード・トゥーンス
• Alpecin – Deceuninck　クイントン・ヘルマンス、二コラ・コンチ
• EF Education – EasyPost　シュテファン・ビッセガー、留目　夕陽
• Movistar Team　ルーベン・ゲレイロ、ペライヨ・サンチェス
• Intermarché – Wanty　マイク・テウニッセン
• Team dsm-firmenich PostNL
• Arkéa – B&B Hotels
• Astana Qazaqstan Team　サムエーレ・バティステッラ

 

7人の逃げ

 7人の逃げができている。

1. José Félix Parra (Equipo Kern Pharma)
2.  Ibai Azurmendi (Euskaltel-Euskadi)
3.  André Carvalho (Sabgal-Anicolar)
4.  Alfonso Eulálio (ABTF Betão – Feirense)
5.  Bruno Silva (Tavfer-Ovos Matinados-Mortágua)
6.  Luís Fernandes (Credibom / LA Alumínios / Marcos Ca)
7. Hugo Nunes (Rádio Popular – Paredes – Boavista)

 

しかし、集団は早めのキャッチに。

 

二人が粘るけど、集団は容赦なく近づいてくる。

 

集団はSoudal – Quick Stepの引きで捕まってしまう。

 

Soudal – Quick Stepは、レムコ・エヴェネプールのために集団先頭を引く。ゴールまでかなりあるけど。

 

2級山岳　Enforca Caes 0.6km・9.2%

レムコ・エヴェネプールの姿も前に見える。

 

ゴールラインをSoudal – Quick Step先頭で通過。

 

1級山岳　Rua Parque Florestal 　2.3 km・7.9%

なんと、レムコ・エヴェネプールがアタック!

 

凄いスピードで抜け出すぞ!

 

誰もつけない!

 

ゴールまで55kmあるんですけど～。

 

このアタックは計画されていたのだろうか。まあ、チームのプランなのだろう。

 

世界最速の男が走りだしたら、誰も取れられないのか。

 

2級山岳　Enforca Caes 0.6km・9.2%

レムコがポイントを越えていく。まだ、リードは集団まで40秒。後方からアイザック・デルトロが追っている。

 

レムコは弾丸のように走りぬけていく。

 

後ろから追走しているのは、UAE Team Emiratesのアイザック・デルトロだ。

 

タイム差は1分25秒まで広がった。残りは26.4km。猛烈に速いスピードだ。

 

1級山岳　Rua Parque Florestal 　2.3 km・7.9%

これはもう一人でゴールまで行ってしまうパターンか。

 

アイザック・デルトロは集団に戻っている。

 

集団が絞れてきた。

 

集団が絞られた。Movistar Teamのペライヨ・サンチェスが、この前を走っている。

 

下りで、ペライヨ・サンチェスをUAE Team Emiratesのマルク・ヒルシが抜いていく。二人はどっちが追うんだと何か言っている。

 

追走は10人いるけど、タイム差は1分ある。残り14kmなので、追いつかないだろう。

 

全員が必死で追っているようにも見えない。

 

う～ん、55kmを一人で逃げ切ってしまうのか。

 

2級山岳　Enforca Caes 0.6km・9.2%

最後の上りだ。

 

最後の上りをクリアー。

 

ガツンとアタックはかからない。12人となった。

 

レムコは、海岸線をひた走る。残り3kmだ。

 

ゴールは近い。

 

さあ、帰ってきた。

 

疲れているようには見えない。

 

レムコ・エヴェネプールは、電話をかけるポーズでゴール!

 

なんと、シーズン開幕のレースで55kmの独走を決めてしまった。なんという男だ!

 

集団は、Alpecin-Deceuninckがずっとトレインを組んでゴールに向かったけれど、2位にはIntermarché – Wantyのブレット・ヴィトーがはいった。

3位はAlpecin-Deceuninckのシモーネ・ヴィラスコ。最後は、1分48秒もタイム差がついていた。キャッチできなければ、決まってしまう。凄い走りだ。

 

リザルト