マチュー・ファンデルプールは、5月から続く腰痛に苦しんでいる。
東京オリンピックで落車したことにより、更に腰痛が悪化。高度トレーニングを早く打ち上げて、ベネルクスツアーも回避。
世界選手権に出場出来るのか、身体の調子を見ながらテストをしていた。
これまでの結果は
- アントワープ・ポート・エビック(9月12日 UCI 1.1) 優勝
- プリムスクラシック(9月18日 UCI 1.Pro) 8位 パンク
- GooiksePijl(9月19日 UCI1.1 46位
- GPドゥナン(9月21日 UCI 1.Pro) 欠場
GPデナインは欠場となっている。石畳がありテストには良いレースだと思っていたのだけど。欠場した理由は、世界選手権出場に向けて調整に入るからだ。
世界選手権オランダ代表
🇧🇪 #GooiksePijl
We wanted to post something about our riders sitting in the bunch, but then @mathieuvdpoel decided to attack! 💥
81 km to go. pic.twitter.com/p3SN7b00vD
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) September 19, 2021
9月21日のGPドゥナンを欠場するのは、無理をして負荷をかけ過ぎることを回避するためだ。すでに土日と連続して200kmのレースをしており、十分だということだろう。
あとは、世界選手権に向けて調整となる。ついに世界選手権に正式に出場することになった。
オランダのロードメンバー
- マチュー・ファンデルプール Alpecin-Fenix
- ディラン・ファンバーレ INEOS Grenadiers
- バウケ・モレマ Trek-Segafredo
- マイク・テウニッセン Team Jumbo-Visma
- セバスティアン・ラングフェルド EF Education-Nippo
- オスカル・リースベーク Alpecin-Fenix
- ダニー・ファンポッペル Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux
- パスカル・エーンクホーン Team Jumbo-Visma
気になるのは、ディラン・ファンバーレはブエルタで落車してリタイヤ。バウケ・モレマもTTで落車している。
更に、トム・デュムランがいないのは本当に痛い。交通事故ではどうしようもないけれど。
マチュー・ファンデルプールも、完全な状態でないのにアシスト陣も万全でないのは、ちょっと気がかりだ。
医学的には、参加可能ということだが100%でないのは確実。どこまで走れるのか心配しながら見るのも少し気になる。
これまでのテストレースでは、200km程度の距離だった。トレーニングでも7時間以上乗っていないというから、268.3kmの距離は無理をすることになるだろう。
万全の体調ならば、間違いなくワウト・ファンアールト、ジュリアン・アラフィリップと争う姿が期待できた。残り少ない調整で少しでも状態が良くなることを期待しておこう。
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