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マーク・カヴェンディシュが1年契約の契約更新を渋っている理由とは?

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Photo credit: nathangibbs on VisualHunt.com
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昨年末には、契約チームもなく途方にくれていたマーク・カヴェンディシュ。

契約金を支払うスポンサーを見つけて、なんとかウルフパックの一員に戻った。だが、強力なウルフパックのリードトレインを手にいれたマーク・カヴェンディシュは、ツアー・オブ・ターキーで4勝をあげる大活躍。

さらに、サム・ベネットの代役で出場したツール・ド・フランスでも4勝をあげ、グリーンジャージも獲得した。

その、カヴが契約交渉でもめているようだ。

 

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契約の条件

 

今シーズンはプロの最低賃金のサラリーで走ってたマーク・カヴェンディシュ。だが、今シーズンは9勝をあげており、ツール・ド・フランスでも最多勝の34勝にならんだ。

まずは、給料の大幅アップを狙うのは当たり前だろう。

これについて、チームは、2017年にチームに加入したフィリップ・ジルベールの例のようにしたいと考えているようだ。

これは、基本給は安いが、特定のレースに勝った場合にボーナスが支給されるというもの。フィリップ・ジルベールの場合には2017ロンド・ファン・フラーンデレン、アムステルゴールドで優勝し、ボーナス支給がされている。

カヴも来年は37歳となる。瞬発力とパワーが要求されるスプリンターがいつまでも最高の状態を保っていることは難しい。

チームとしても、実績と期待だけで支払うのはリスクがあるというものだ。

 

エーススプリンター

 

もう一つの難しい条件は、ツール・ド・フランスの出場の約束だ。チームはブエルタでポイント賞を獲得し3勝をあげたファビオ・ヤコブセンをツール・ド・フランスのエーススプリンターと考えている。

一方、マーク・カヴェンディシュは、ツール最多勝の更新のためには、ツール・ド・フランス出場が不可欠だ。

出れなければ、記録更新など目指しようもない。だが、二人のスプリンターをツールに連れていくことを約束するのはチームとしても難しい。

メンバーは8人しか選出することが出来ない。総合ではジュリアン・アラフィリップのアシストも必要だ。逃げで勝利を狙うパンチャーも。

スプリンターのためのトレイン要員も考えると、二人のスプリンターを連れていくことは不可能に近い。これは頭の痛い問題となる。

マーク・カヴェンディシュの契約更新の発表はもう少しかかりそうだ。

 

 

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