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2024 ツール・ド・フランス第12ステージ マーク・カヴェンディシュは降格で激おこ

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UnsplashMick Hauptが撮影した写真
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第12ステージは、ビニヤム・ギルマイが、マイク・テウニッセンの驚異的なリードで25番手あたりからジャンプアップ。

最後は、見事にツール3勝目を飾ってみせた。2位はアルノー・デマールにフェンス際に追い込まれたワウト・ファンアールト。

マーク・カヴェンディシュは5位に入ったが、アルノー・デマールとマーク・カヴェンディシュは降格処分となっている。

 

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マーク・カヴェンディシュは激怒

 

マーク・カヴェンディシュは、ゴールではチームメイトはいなかった。ミケル・モルコフはコロナでDNS。

アレクセイ・ルツェンコとアロルド・テハダは、落車で遅れていた。

上記のように、マーク・カヴェンディシュはアルノー・デマールをリードアウトしたダニエル・マクレイを抜くためにラインを逸脱。後ろを走っていたCofidisのブライアン・コカールが落車しそうになった。

結局、陪審員は「UCI第2.12.007-5.1条 スプリント中のラインからの逸脱に関する規定またはガイドラインの違反。罰金500スイスフラン、ポイント順位から13ポイント減点、グループ最下位に降格」

という処分を下した。

これについて、マーク・カヴェンディシュではなく、スポーツディレクターのマーク・レンショーが答えている。

 

マーク・レンショーのコメント

今日のマーク・カヴェンディシュは5位を勝ち取ったのは当然だと思っていたので、あのスプリントには明らかにがっかりしている。

決勝ではコミッショナー委員会がいくつかの決定を下したが、そのうちの1つは我々に影響する。カヴはこの決定に非常に腹を立てている。私もチームもそうだ。

彼のスプリントの仕方には多くの理由がある。

この動きを細かく分析すると、ダニエル・マクレーがデマールをリードしていることがわかる。次に、白線に重ねてみると、彼が白線の約0.8メートル右側に平行になっていることがわかる。

その後、彼はリードアウトを終えて左に移動。私の推定では、約1.5メートル左に移動し、ペダルを止めた。先日のミーティングで、ティエリー・グベヌー(ルート設計者)が、リードアウトマンがペダルを踏むのを止めたら、そのまま漕ぎ続けてほしいと言っていたはずだ。

だから、マクレーがペダルを踏むのを止めた今回の行動は、マーク・カヴェンディッシュが受けた以上の罰を受けるべきだと思う。

かってカヴのリードアウトマンをしていた私としては、このようなスプリントでペダルを踏むのを止めれば、反発があるのは分かっている。

マクレー選手がペダルを止めた動きに対する反応として、カヴも左に逸れ、ブライアン・コカール選手が後ろにいた。

両選手は、すでに左にジャンプする決意をしていたと思う。つまり、時速74キロでペダルを止めたマクレー選手の場合、カヴも同じ瞬間にすでに左にジャンプする決意をしており、それがその行動に対する反応なのだ。

彼は、この決定が不公平であり、マクレーが復帰したことによる行動だと考えているため、決定に非常に動揺し、非常に怒っている。

 

アルノー・デマール 奮起する

 

Arkéa – B&B Hotelsのアルノー・デマールもワウト・ファンアールトを妨害したとして、罰金500スイスフラン、ポイント順位から13ポイント減点され、グループ内で最後から2番目に降格となった。

アルノー・デマールの場合には、フェンス際によったのでワウト・ファンアールトの勝利をなくしたかもしれない。

 

アルノー・デマールのコメント

今日のスプリントとポジティブな気持ちを維持したい。チーム全員、特にダニエル・マクレイの素晴らしい働きに感謝する。

遠くから投げるのが私の好きなやり方なんだ。そして勝利を信じた。士気を高めるにはいいことだ。今日はみんな一緒にスタートを切った。

私に起こったことは、ツール・ド・フランスのスプリントで終わる可能性のある次のステージに向けて、さらにやる気を起こさせてくれる。Arkéa – B&B Hotelsチーム内に素晴らしいダイナミクスが確立された。私たちはこの方向を進み続け、輝き続けるために全力を尽くします。

 

あまり、降格については触れていない。ただ、二人の降格はビニヤム・ギルマイの勝利に関してはなんの問題にもなっていない。

 

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