ツール第7ステージのゴール前は、グラベルロード。
晴れていたので、砂ぼこりを巻き上げながらの登坂となった。このグラベルロードで犠牲になったのは、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのルイス・メインチェス。
かなり良い位置で上がっていたのだけど、何故かゴール前はバイクを押して走って上がる事態に。
まるで、クリス・フルームが2016年ツール第12ステージのモン・ヴァントゥで見せた、モトバイクにぶつかってランニングをして登った姿とかぶってしまう。
次々に抜かれる
Wat een pech! Louis Meintjes moet te voet naar de top #TDF2022 pic.twitter.com/96EPjLTouf
— Sporza 🚴 (@sporza_koers) July 8, 2022
ルイス・メインチェスは、最後の1級山岳ラ・シュペールプランシュ・デ・ベルフィーユを2回偵察していた。
それだけ、このステージにかけていたということだ。
だが、グラベルロードが始まるとルイス・メインチェスのディレラーに砂利が食い込んで、軽いギアに入らなくなった。
勾配が20%を越えると、さすがに登れない。落車しそうになり、バイクを降りて走ったという訳だ。ルイス・メインチェスは、タデイ・ポガチャルから51秒遅れのステージ16位でゴール。
ランニング登坂がなければ、もう一つ前のグループでゴール出来ていたのは間違いない。
これについてルイス・メインチェスはゴール後のインタビューに答えている。
クリス・フルームのようにランニングで上がってましたね。
ええ、私たちアフリカ人、私たちは走るのが大好きです!
結局、50m、おそらく60mも走った。シューズをほとんど失いかけていたので大変だった。リアディレイラーにグラベルが詰まってクラッシュモードになってしまったのではないかと思う。
その瞬間、急勾配なので、特別なギアが必要だった。シフトし始めたら、ほとんど何もできなかったんだ。
ゴールに近かったので、修正するか、走るかだった。メカニックではないので、走るのが早かったかもしれない。
グラベルロードについてどう思った?
私の意見では、不必要なことがたくさんある。フラットステージ、バンチスプリントです(笑)。
だから、これはレースの一部だと思う。今日はそれほど悪くはなかった。つまり、レースの終わりには少し砂利が出て、レースはもう少し特別なものになる。
不平を言うのは、レースに石畳を置くことについてだろう。登りの記憶はもっとひどいものだった。
今日はとても良い足を持っていて、決勝でそれが起こらなかったのは本当に残念だ。それはかなり急で、立ち上がれないので、タイヤが滑り始める。
ある段階では、多くの人が苦労しているのを見ることができたので、何かを試すことを考えていた。
プリモシュ・ログリッチや他の人ではなく、トップ10の真の候補である他の人。今日は試してみるのに良い日だったと思う。
ランニングがなければ、10位以内には入れていたはず。少し残念な結果だ。
サガンは余裕
✌️Anyone else reckon they could wheelie up the final of La Super Planche des Belles Filles like Peter SWAGan
✌️ Est-ce que toi aussi tu oserais faire une roue arrière dans le final de La Super Planche des Belles Filles comme Peter SWAGan ?#TDF2022 | @petosagan pic.twitter.com/1ven8vFNWY
— Tour de France™ (@LeTour) July 8, 2022
一方こちらはサガンのゴールシーン。いつものように観客を楽しませてくれる。今年のジロでは、マチュー・ファンデルプールも楽しませてくれたけど、元祖はサガンですね。
こちらは、これまでのサガンのウィリー特集。
コメント