Movistar TeamからTeam Visma | Lease a Bikeに移籍した、マッテオ・ヨルゲルソンは一気に才能が開花。
パリ～ニース総合優勝に、ドワルス・ドール・フラーンデレン制覇、クリテリウム・デュ・ドーフィネでは、プリモッシュ・ログリッチに8秒差まで迫る総合2位となっており、素晴らしいシーズンとなっている。
マッテオ・ヨルゲルソンはツール・ド・フランスの出場メンバーに選ばれているが、オランダのwielerflitsの記事に大きく反応している。
ヨナス・ヴィンゲゴーのアシストを受ける?
Y’all are unhinged wtf 🤣🤣🤣 https://t.co/xgL6kJe9Sc
— Matteo Jorgenson (@MatteoJorg) June 19, 2024
ヨナス・ヴィンゲゴーは、イツリア・バスクカントリー第4ステージのゴール手前36kmの下りで落車。
鎖骨骨折、肋骨骨折数本、そして気胸により手術も受けており、集中治療室に長く滞在。退院したのは12日後だ。
高地トレーニングをツールメンバーと行っていたがツールに向けての準備レースはなし。その調子は誰にもわからない。
1978年、1979年、1981年、1982年、1985年と5回ツール・ド・フランスを制覇しているベルナール・イノーは、もしヨナス・ヴィンゲゴーが勝利したら、レースが理解できなくなると言うほど。
それだけ、準備というのが必要だと言っている。
Team Visma | Lease a Bikeは、セップ・クスがコロナで出場を辞退。
これで、セップ・クスがヨナス・ヴィンゲゴーに代わってエースを務めることもなくなった。こうなると、エースが務まるのはマッテオ・ヨルゲルソンしかいなくなる。
ヨナス・ヴィンゲゴーだが、彼自身も2022ツール・ド・フランスでは、プリモッシュ・ログリッチのアシストとして参加していた。
しかし、プリモッシュ・ログリッチが第5ステージで落車。肩を脱臼してしまう。これで総合順位は7位から44位に転落。2分36秒のタイム差がつき総合優勝を諦めることにつながる。
プリモッシュ・ログリッチは、ヨナス・ヴィンゲゴーのアシストに。
そして、第11ステージで、プリモッシュ・ログリッチとヨナス・ヴィンゲゴーの交互の壮絶なアタックにより、タデイ・ポガチャルを落とすことに成功している。
これと同じように、ヨナス・ヴィンゲゴーがアシストに回るのではないかというのだ。ヨナス・ヴィンゲゴーは、家庭の事情でブエルタには出場できない。
ヨナス・ヴィンゲゴーは、喜んでマッテオ・ヨルゲルソンのアシストに回るというのが、wielerflitsの記事の内容だ。
これに対して、マッテオ・ヨルゲルソンは上記投稿のように、「みんな、動揺してる🤣🤣🤣。」と一笑にふしている。
果たして、ヨナス・ヴィンゲゴーはタデイ・ポガチャルについていけるのか。第1週で答えは出るはずだ。もし、大きくタイム差がつくことがあると、予想が現実となってしまう。
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