残り21kmの下りの直線でおきた集団落車。これを横から写した動画が拡散されている。
Today’s crash seen from the road side by the spectators. Looks like a touch of wheels somewhere around the 30th position followed by the classical domino effect. The noise is always frightening…
📽️ @keyshawn__bava#Dauphine pic.twitter.com/t57ZWiowBa— Mihai Simion (@faustocoppi60) June 6, 2024
かなりのスピードで走っており、落車しなかったライダーは幸運としかいいようがない。見ていた犬も慌ててよけるほど。
レムコ・エヴェネプール またかと思った
#Dauphiné 🇫🇷 /🎙 Décla
🇧🇪 Remco Evenepoel (SOQ) : “Je suis tombé du côté droit, regardez mon casque, celui-ci est assez nettement abîmé) heureusement qu’il est là ! Je pense qu’il y a des coureurs dans une situation plus préoccupante que moi.”📷 Soudal Quick-Step pic.twitter.com/Pu6kpJXpPm
— Renaud Breban (@RenaudB31) June 6, 2024
レムコ・エヴェネプールは、レース後にヘルメットを見せているが、凄い傷がついている。右膝下には、出血を伴う擦過傷と打撲。着地は、頭と肩からだったという。
落車後は、かなり長く座り込んでおり、かなりの重症かと思われた。
レムコ・エヴェネプールのコメント
右側を打撲したけれど、骨折はしていない。そうでなければ、今ここに立っていない。5番手か6番手の誰かが後輪に接触してスライドした。その後はボウリングのようだった。
もう少しで助かるところだったが、右側でバイクが私の後輪の下敷きになってしまった。それでもブレーキングを試みたが、フロントフリップして頭と肩で着地した。
今日はヘルメットに救われたよ。
それ以外のケガは?
また肩の調子が悪くなり、出血もした。プレートがまだ正しい位置にあることを願うが、様子を見なければならない。痛かったし、しばらくは悪いように思えたけど、何も問題ない。
他のものも同じようにうまく外れてくれることを願っている。しかし、確かなことは、これは自転車競技にとってもうひとつのブラックデーだということだ。
落車した箇所は直線だったけれど、危険だったの?
それは少し特別だった。1位争いはしていなかったけれど、誰かが滑ると一気に加速する。あの下りはトリッキーでもなかった。
ウェットで滑りやすかったから、みんな前に行きたがっていた。でもこれは残念ながらサイクリングの一部なんだ。どこででも起こりうることなんだ。
その時の気持ちは?
怒りはなかったが、またか、と思った。カムバックしてから4、5日しか経っていないのに、また同じようなことが起こってしまった。特に3週間後に何が起こるかわかっているときはね。リスクは冒したくない。
そう、レムコの鎖骨にはプレートが入っている。落車でずれたり損傷を受けていないことを願うばかりだ。詳しくは、第6ステージのスタートまでにわかるとチーム公式サイトに書かれている。
プリモッシュ・ログリッチ 肩の検査か
Primoz Roglic, sin problema.
Roglic ya salió ‘bien parado’ de todos los problemas de la Itzulia y aunque tocase asfalto, pronto mostró buena sensación en la Dauphiné. Gel, tranquilidad y seguirá peleando por la general tras una crono irregular.#Dauphiné pic.twitter.com/p5dD7tSuhu
— Eugenio Muñoz Fernández (@eugemf7) June 6, 2024
プリモッシュ・ログリッチは、落車後にジェルを飲む姿が映されていた。大きなケガがないように見えたのだけど、このドーフィネで2度目の落車となる。
プリモッシュ・ログリッチのコメント
肩で転んだんだ。特にその肩は数年前に手術しているからね。でも、他の多くのライダーよりはいい状態だよ。こんなことになるなんて、とても残念だ。
ドーフィネを続ける?
まだ何とも言えない。いずれにせよ、まずは健康診断を受けなければならない。
プリモッシュ・ログリッチは、現在、ドーフィネ総合2位につけており、トップのレムコ・エヴェネプールから33秒差。また、緑のポイント賞ジャージも獲得している。
ここでリタイヤとなると本当に残念。しかし、検査を受けてみないことには肩がどうなっているのか不明なので、不安を抱えたまま走ることはできない。
スタート地点に現れれば、大丈夫ということだ。
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