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ティレーノ~アドリアティコのアタックで道を間違えたレムコ・エヴェネプールは怒りをこらえる

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PexelsのRODNAE Productionsによる写真
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レムコ・エヴェネプールは、ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージのゴール後、舌打ちをして怒りをこらえた。

それは、フェルモの丘陵地帯のフィナーレで、残り6kmのところで道を間違えた自分自身とレース主催者に対する怒りに違いない。

レムコが怒った理由とは?

 

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誘導はなかったと主張

レムコのアタックの瞬間 cycling today ストリーミング スクリーンショット以下同様

 

レムコは、このステージの急な登りで完璧なタイミングでアタックを開始。

レースリーダーのタデイ・ポガチャル(UAE Team Emirates)とヨナス・ヴィンゲゴー(Jumbo-Visma)だけが彼のアタックに従うことができた。

 

旗振りの係員はいるが3人は直進

 

3人はワレン・バルギル(Team Arkéa Samsic)と逃げ集団の残りを追っていたが、下りで右折せずに直進したため、ブレーキをかけなければならなくなった。

 

レムコだけ、まだ前に進んでいる

 

ポガチャルとヴィンゲコーはすぐに向きを変え、追い越した追走集団の後方についた。

しかし、レムコは、先頭だったためにしばらく直進。フェルモの狭い路地で残り3kmのところで集団に追いつくという、より長い追走を余儀なくされた。

 

ダヴィデ・バッレリーニのアシストを受けてなんとか集団に復帰

 

レムコのアタックは、全くの無駄に終わってしまった。

 

こちらはゴールシーン レムコは首を振ってがっくりとしている

 

レムコは、ゴールした後も話をすることなく、すぐに坂を下り、チームバスの中へと静かに入っていった。しばらくして、彼は自分の考えを話している。

 

ポガチャルとヴィンゲコーだけと一緒になって、下り坂でフルガスをかけて、いい差をつけた。

しかし、右に曲がらなければならないことを示す人は誰もいなかった。その代わりに直進を続け、有望な動きはそこで終わってしまった。

 

ミスに対する責任や、ライダーがレースルートを把握する責任をほとんど認めない姿勢で語っている。

実際には、レースルートを示すピンクの矢印、2人のレースマーシャル、道路を横切るテープがあった。

だが、3人はスピードを出しすぎ、レースに集中しすぎたため、それらを見ていなかったようだ。

 

今日は調子が良かったし、周りの素晴らしいチームが僕を守るために頑張ってくれた。そしてUAEがペースメーカーになるとスピードが上がり、アタックのタイミングが来たと感じた。

幸い、僕にはその差を埋めるだけの脚があったし、ダヴィデ・バッレリーニの助けもあって、なんとか集団の中に戻ることができたんだ。

 

結局、コースミスにより、二人から遅れてゴールするということはなかった。だが、先頭のワレン・バルギルまで追いつくことはできていない。

レース前のミーティングでも確認されていただろうけど、あれだけスピードを出して走っていたら、わかりにくいのは確かではある。

実際のゴールタイムは28秒差なので、コースミスがなければ~。と言った感じか。

勝負は、クイーンステージの第6ステージで決まる。山頂フニッシュではないけれど、モンテカルペーニャ頂上からゴールまでは13km。

タデイ・ポガチャル、レムコ、ヨナス・ヴィンゲゴーの最後の勝負の場となるだろう。

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