Le Colは2011年設立の英国アパレルブランド。
Le Colの2022年度決算は、11億円を超える損失を計上した。これだけの損失を出しておいて大丈夫なのだろうか。
同じ英国のRaphaも、6年連続の赤字を計上している。こちらは、2023年1月29日までの1年間に1,200万ポンドの税引き前損失を計上というから、日本円で22億円という赤字だ。
今後の見通しは?
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Lo Colの創設者であるヤント・バーカー(Yanto Barker)は、1998年にジュニア・ブリヂストン・ナショナル・ロードレース選手権に勝利。
ジュニア・ロード・レース世界選手権でイギリスを代表選手として出場。 19歳で彼はシニアランクに移籍し、ブラッドリーウィギンズと共にマンチェスターに移って、 U23チームの英国代表として選出されていた。
20歳でフランスに移り、プロとして活躍。 2011年にLe Colを設立。2016年までは、ONE Proサイクリングチームのリーダーとして走っていた。
Le Colは、ライダー目線から見た、ウェアの作成をしているブランドだ。
Le Colも、コロナの規制が解除されると売上が減少。そのために2022年は大きな損失となっている。
2022年の利益は、497万6468ポンド(約9億円)もあったけれど、損失も11億円となっている。
2022年の売上高は、2021年の57.9%増に対し13.3%減。売上総利益も2021年の25.9%増に対し、20.6%減となっている。
コロナ後の自転車業界は逆風が吹いており、英国のOrange Bikesも売りに出されていた。こちらは、フレームメーカーとして存続していくことが伝えられている。
Le Colは、新たな資金調達を経て、2024年度の黒字化を目指しているけれど、需要が回復しないと難しいかもしれない。
Le Colは、Bahrain Victorious、BORA – hansgroheなどワールドチームのアパレルスポンサーを務めていたけれど、その余力はなくなっているようだ。
現在、Le Colでは60%オフキャンペーンをしている。
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