2018年世界自転車選手権男子エリートは、なんと38歳のバルベルデが獲得。
4人となった時点で、一番スプリント力のあるのはバルベルデ。
流し先行からの文句なしでの勝利でした。
私の応援していたジュリアン・アラフィリップは残念ながら8位。フランスチームはあくまで金メダルを狙っていたためにアラフィリップは自分に失望。
ロマン・バルデとフランスチームを誇りに思って自分自身に失望
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http://www.cyclingnews.com/news/alaphilippe-i-have-no-excuses/
「個人的に、私は失望している。私は言い訳しない」
とアラフィリップはCyclingnewsに語った。
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https://www.innsbruck-tirol2018.com/
エリートの男性たちは、クーフシュタインからインスブルックまでの84kmのループを含む、258kmの厳しいレースを繰り広げ188人出走で完走は76名というサバイバルレース。
23.8kmのサーキットで7周。
まあ、何回も坂を上がったら段々と足が削れますよね。
最後のサーキットでは、ヘッレ(地獄)と名付けられた激坂(距離2.8km/平均勾配11.5%/最大勾配28%)が付け加えられており、ここがレースの決定点になると予測された。
フランスチームの各選手
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http://www.cyclingnews.com/news/alaphilippe-i-have-no-excuses/
フランスチームには純粋なクライマー、 ロマン・バルデ、ティボー・ピノが含まれてました。
アラフィリップの成績は
- フレッシュワロンヌで勝利
- ツール・ド・フランスで2勝を達成 山岳賞獲得
- クラシカ・サンセバスティアンでも優勝
フランスチームはそんな彼をトップ候補にした。ギマール監督の判断ですかね。
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https://twitter.com/Nicogeay
ロマン・バルデの成績は
- ツール・ド・フランスで6位
- ドイツツアーで8位
- クリテリウム・デュ・ドフィネでも3位
- 悪天候だったストラーデビアンケで2位
- リエージュ~バストーニュ~リエージュでも3位。
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https://twitter.com/ThibautPinot
フランスチームのメンバー
- トニー・ガロパン (AG2R)
- アントニー・ルー (FDJ)
- ワレン・バルギル(フォルトゥネオ・オスカロ)
- ルディ・モラード (FDJ)
かれらアシストの選手は、地獄坂ヘッレ登場前にアラフィリップ、バルデ、ピノを可能な限り最良の位置にキープするために、ずっとアシストしてました。
「期待通りの厳しい日だったし、フランスのチームが今日どのようにレースをしたか自慢したいと思っている」
とAlaphilippeは語った。
レースの展開
🔴 What a final day it was at the 2018 UCI Road World Championships 🌈
An exciting race, an incredible finish and a new World Champion! #InnsbruckTirol2018 pic.twitter.com/XXBqpEYr5l— UCI (@UCI_cycling) 2018年9月30日
予想通り、バルデルべ(スペイン)、マイケル・ウッズ(カナダ)、ジャンニ・モスコン(イタリア)とヘッレの激板で決定的なアタック合戦が勃発。
この動きにはロマン・バルデも含まれていたが、アラフィリップが予期せずペースを落としたのを確認。
モスコンはロマン・バルデの牽引に遅れてしまい、先頭集団から脱落。
肝心のアラフィリップは、
「私は完全にエネルギー切れで、頂上まで上がっても回復できなかった」
と語った。
トム・デュムラン(オランダ)は3人の先頭集団に追走するためにマイペースで登坂し、平坦区間で
得意のタイムトライアルスキルを使い追い付き4人の争いに。
スプリントではバルベルデが勝利した。 バルデは銀メダルを、ウッズは銅メダル。デュムランは4位を獲得した。
終わってみれば、フランスとしては
「本当に難しいレースだったし、最終的にはレインボージャージーを着用出来なかったのは残念だ。でも、バルデルデの後ろで2位だったロマン・バルデは本当に良いパフォーマンスだったね。誇りにおもうよ」
最後に
今回フランスチームは、凄くまとまった強いチームでした。
4連覇ならなかったサガンは早々に遅れ、ひそかに応援していたチーム・スカイのミカル・クウィアトコースキーもアタックかけながらも脱落。
前評判通り、スペインチームが勝利となりました。しかし38歳で世界チャンピオンとは。若者も負けていてはいけませんね。
参考にした記事は
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