ジロ・デ・イタリア最終ステージで、ポイント賞ジャージのジョナサン・ミランは、ゴール手前9kmでチェーンが切れるという信じられないアクシデントに。
なんとか先頭まで、追い付いてティム・メルリエに次ぐ2位となった。だが、ゴール後に陪審員から罰金とUCIポイントのはく奪の処分を受けている。
罰金とポイントはく奪
Giro d’Italia sprinter Jonathan Milan fined and docked UCI points for slipstreaming on final stage https://t.co/1inIEhqtM0
— Cyclingnews (@Cyclingnewsfeed) May 27, 2024
まあ、さすがに30秒以上の差を埋めるのは単独の独走では厳しかった。映像でカーペーサーをしている姿が映されていたけれど、やはり処分対象となってしまった。
処分内容は
- 200スイスフランの罰金
- ポイント賞で15ポイントのはく奪
- カーペーサーにより15UCIポイントのはく奪
さらに、Team Visma | Lease a Bikeのサポートカーもジョナサン・ミランをカーベーサーで復帰させたとして罰金となっている。
- 500スイスフランの罰金
500スイスフランなので約8万円の罰金となっている。
Team Visma | Lease a Bikeだけでなくて、ライバルチームのSoudal – Quick Stepもジョナサン・ミランをカーベーサーしていた。
こちらは罰金がない。レースとしては、二人の主役が揃っていないと面白みもない。ジョナサン・ミランは、チェーンが切れるというアクシデントさえなければ、こんな結末にはならなかっただろう。
まあ、これもレースだ。
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