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2025 ツール・ド・フランス第7ステージ 落車により遅れた総合勢 ジョアン・アルメイダは骨折!

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Photo credit: AlexandraDeleuBaillon on Visualhunt.com
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ゴールまで残り6.9kmの場面。第6ステージで独走勝利したEF Education-EasyPostのベン・ヒーリーが集団後方におり、カメラでとらえていた次の瞬間。

ベン・ヒーリーの目の前で大落車が発生した。

  • ベン・ヒーリー (EF Education – EasyPost)
  • エンリク・マス(Movistar Team)
  • ジョアン・アルメイダ(UAE Team Emirates – XRG)
  • ジャック・ヘイグ(Bahrain – Victorious)
  • サンティアゴ・ブイトラゴ (Bahrain – Victorious)
  • ギヨーム・マルタン (Groupama – FDJ)
  • ヴァランタン・マデュアス (Groupama – FDJ)
  • ルイ・バール (Intermarché – Wanty)
  • ワレン・バルギル (Team Picnic PostNL)

自転車が道路脇に積まれ、落車の激しさを物語る事態に。各選手の負傷の様子はどうだったのか?

 

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ジョアン・アルメイダ UAE Team Emirates – XRG

 

上記動画の通り下りでの高速落車なので各選手共にひどい擦過傷と打撲。UAE Team Emirates – XRGのジョアン・アルメイダもパンツは破れ、ジャージはボロボロだ。

 

チームの報告

臨床検査の後、直ちにX線検査を行った。 その結果、合併症のない左側肋骨骨折と、身体に深い擦り傷があることが確認された。 幸い脳震盪はなかった。 今後、慎重に経過を観察していく。 今後数日間は彼にとって困難な日々が続くだろうが、現時点では明日のステージをスタートできるはずだ。

 

肋骨骨折したことのある人は良くご存じだろうけど、通常動くと痛くてレースを走るどころではない。クシャミなどしようものならば激痛が走るはず。

プロなのでさらしみたいなプロテクターで身体を巻いて、なんとか走るんでしょう。

ジョアン・アルメイダは総合7位から28位まで落ちている。タデイ・ポガチャルの副官がツールで総合上位でゴールするという夢は崩れ去った。悪ければ、山岳アシストも完璧にはこなせなくなりそう。

レムコ・エヴェネプールは、マティア・カッタネオを失ったけれど、タデイ・ポガチャルはジョアン・アルメイダを失いそうだ。

 

ベン・ヒーリー EF Education-EasyPost

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット

 

第6ステージで43kmの独走勝利を飾り、総合33位から一気に総合8位に食い込んでいたベン・ヒーリー。目の前の落車ですぐにブレーキをかけたけれど、間に合わず皆の上に乗り上げて一回転して落ちてしまった。

すぐにバイクをかき分けて取り出し走り始めたけれど、ゴールでは1分45秒遅れてしまい総合11位に後退。ケガはたいしたことはなさそう。再びトップ10に返り咲くには山岳ステージで挽回しないといけない。

 

サンティアゴ・ブイトラゴとジャック・ヘイグ Bahrain Victorious

 

サンティアゴ・ブイトラゴはなんとかゴール。しかし、総合14位から総合38位と落ちてしまう。2024 ツール・ド・フランスでは総合10位だったけれど、トップ10返り咲きは難しい。

頭部外傷があり、脳震盪プロトコルも発動している。チームはレニー・マルティネスも第1ステージ最下位スタートなので、今後はステージ優勝を狙うしかないけれど、ケガをしていては難しい。

さらに、同じ場所で落車したジャック・ヘイグは、頭部外傷があり、脳震盪プロトコルも発動。その場でリタイヤとなっている。

 

 

その他のケガで分かっているのは

  • エディ・ダンバー Team Jayco AlUla 左手首、左手負傷、レントゲン待ち
  • ローレンツ・レックス Intermarché – Wanty 右指の負傷
  • ルイ・バール Intermarché – Wanty 左臀部擦過傷、打撲

第8ステージのスタート時点でリタイヤ者が出るかもしれない。

 

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