3000キロにもおよぶフランスの旅レースが終わりました。
夜の楽しみがなくなってさびしく思っている方もおられるのでは。私もそうです。
今回のツールはフランス人の山岳賞と新人賞と久々に地元フランスの選手が賞を取ったのでフランスでは大盛り上がりだったでしょうね。
印象に残った落車多数と注目して見ていたジャージについて記事にしてみます。
落車が多かった
それにしても今回のツールは落車が多かった。
フルームもコース外にはじきだされて標識にぶつかるし。
しかも第1ステージだし。オンボードカメラはチームスカイの選手だし。
ニーバリなんて、とてもかわいそう。
どうやらカメラのホルダーに当たって落車。トップと16秒差でゴールしているのに骨折リタイヤ。
ツイッターの動画の中にもありますが、カメラを持ってウロウロしている男性。
思いっきり、カメラのホルダーのヒモがプラプラしてます。
ニーバリは、果敢にアタックをかける選手なので山岳では面白い存在なのにとても残念でした。
まあ、このケムリでは前も見えないですよね~。
Wenige Meter vor der 4km Marke hinauf nach Alpe d' Huez… der in Führung liegende Kruijswijk und kurz darauf durch ein Motorrad zu Fall gekommende Vincenzo Nibali… #TDF2018 pic.twitter.com/0Joia78zci
— Radsportcafé (@radsportcafe) July 19, 2018
優勝候補の一角、リッチーポートも落車骨折リタイヤ。前哨戦のツールド・スイスでも総合優勝しており2年連続のリタイヤは悔しすぎるだろう。
しかも、石畳区間に入る前だし。石畳にそなえてのタイヤの空気圧が低かったのも落車の原因の一つでしょうね。
山岳賞を確定させたいアラフィリップのために、チームメイトの大ベテラン フィリップ・ジルベールが逃げ集団から一人逃げ。しかし、峠からの下りでカーブを曲がり切れずに崖下に転落。
なんと、その場所は23年前に、当時アームストロングのアシストだったファビオ・カザルテッリが落車事故で命を落とした場所から、ほんの数百メートルしか離れていない場所だった。
誰もが、映像をみながらビックリしたはずだ。ただ、左膝蓋骨の骨折していたにもかかわらずゴールまで完走。だがその後、翌日からはツールに別れを告げることとなる。
ミッチェルトン・スコットのエース アダム・イェーツは第16ステージのゴールに向けて爆走していたのに、なんでもないカーブで落車。
再び走りだそうとした、アダムの横を15秒差で追っていた山岳賞ジャージのアラフィリップが駆け抜けていった。
石畳みのコースでこけるのは、しかたがないとしても落車してリタイヤにおいこまれる選手がいるのは可愛そうでした。
ステージ17の下りで怪我を負ったサガン。
ツールの完走が疑わしいほどのケガでしたが、最後まで走り切りました。
パリの最終ステージでは、それでも8位に入ったのですから素晴らしいことです。
今回のツールは、Saganのキャリアの最高のTour de Franceでした。グリーンジャージーでの彼の累計で477点のポイントは過去最高です。
総集編
いくたのドラマのあった今回のツールですが、あまりにも落車がおおかったと思うツールでした。
これからは、総合にかかわる選手が落車リタイヤなどないように祈りたいです。
気になったジャージ
今回のツールで気にしてみていたのは、ジャージです。
ほとんどのチームジャージがエリがなくなっています。エリの部分って夏場は汗をかきやすいんですよね。
それと、どのジャージもメッシュになっていること。
なにげに、ワンピースも多かったように思います。
今回シマノのS-PHYREシリーズ、ツールでも使用しているチームが多くて、グラス・ウェア・シューズ・グローブが使われています。特ににシューズは9月には一般販売もされるようですね。
ウェアは、風洞実験によって空気抵抗の削減によりエアロ効果を大きく向上させているようです。
是非、このlottoジャージ販売してくれないかなあ~。
シャバネルがきているジャージも目立ってカッコ良かった!
最終レースのパリでも、アタックをして独走してましたね。引退なんて早いと思いますけど。
でも、日本の熱い夏はまだまだ続きます。
皆さんも、熱中症で倒れないようにゲンキに走りましょうね!
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