今シーズン一杯で、移籍が噂されているTeam DSMのジェイ・ヒンドレー。
2020ジロ・デ・イタリアではイネオスのテイオ・ゲイガンハートと最後まで激しく争い総合2位になっていたライダーだ。
だけど、今年のジロでは第14ステージをスタートすることなくリタイヤしている。久々に出場したクラシカ・サンセバスティアンでは26位でゴール。
ブエルタ・ア・エスパーニャでは、ロマン・バルデと並んでエースとしてレースに出場する予定だったのだけど、出場しないことになった。
ジロ・デ・イタリアから続く
Team DSM’s @ChrisHamo_ is to replace @JaiHindley at #LaVuelta21.
🗣️”I’m happy the team puts my wellbeing at the first priority and with the new program we have some great goals where I’m motivated to bring home some strong results for the team.”
More: https://t.co/nFM06EjLSW pic.twitter.com/lE5UKrGmLf
— Team DSM (@TeamDSM) August 2, 2021
皆さんは、ご存じかもしれないけれど、ジェイ・ヒンドレーはサドルの痛みのためにジロ・デ・イタリアをリタイヤしている。
プロでもサドルの痛みに苦しむ選手も多い。Team Jumbo-Vismaのトム・デュムランもSunweb時代からサドルの痛みに悩まされている。
ジェイ・ヒンドレーは、ジロをリタイヤして2か月間レースに出場していなかった。ようやくクラシカ・サンセバスティアンに出場していたので、もう大丈夫だと思っていたけれど。
結局、乗れないことはないけれども、3週間持つかと言われると本人も分からない状態ではブエルタに出るのは難しいと判断されたようだ。途中リタイヤとなっても困るし。
ジェイ・ヒンドレーの代わりには、クリス・ハミルトンが出場する。
ヒンドリーは次のように述べている。
この数ヶ月間、色々なことがあったが、最終的な判断はブエルタの近くまで待って、レースを経験してからにしたいと思っていた。
しかし、チームドクターと相談した結果、現段階では、リスクを冒さず、このまま上昇傾向を維持するより、短いレースに集中することが賢明だと判断した。
もちろん残念だが、この間の努力を無駄にしてはいけないという気持ちは誰にでもある。だから、私の新しいプログラムでは、チームの完走者としての価値を高めることができる短いレースに集中して頑張る。
チームが私の健康を第一に考えてくれていることを嬉しく思う。また、新しいプログラムには素晴らしい目標があり、私はチームのために好成績を残したいと思っている。
今後のレーススケジュール
無理はさせないというのもあるだろうけど、来年にはいなくなる選手なのでブエルタに出場させる意味もないと判断されたのかもしれない。そこは分からないけど。
今後のジェイ・ヒンドレーのスケジュールは
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09.08 Tour de Pologne
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29.08 Bretagne Classic – Ouest-France
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15.09 Okolo Slovenska / Tour de Slovaquie
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09.10 Il Lombardia
かなり、間隔をあけておりサドルの痛みが出た場合にも回復出来るように考えられている。
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